はじめて子犬を飼ったとき、
「登録とかワクチンとか、今後の流れが全然わかんない…」
「予防接種とかいつ行けばいいの?」
「フィラリア予防って何?」
といったたくさんの疑問があると思います。
子犬の場合は、
- 登録
- 狂犬病予防接種
- 混合ワクチン接種
- フィラリア症予防
- 避妊去勢手術
- …などいっぱい!
と、「何を、どの順番で、いつすればよいのか」ちんぷんかんぷんですよね。
この記事では「子犬を飼ったらすること6つ」を、東京で動物病院を運営している獣医師トラまりもが分かりやすく解説いたします。
目次
まず子犬が家に来たら、慣れること!
まずは、これにつきます。
ワクチンなどいろいろな予防はそのあとで大丈夫。
- ごはんを食べるか
- 元気はあるか
- 下痢や吐いたりしてないか
などよくみてあげてください。
「ペットショップではよく食べてたのに、家に来たら全然食べない!」というのはよくあります。対処法はコチラの記事を参考にしてください。▼
そして、家に慣れてきたら、まずはかかりつけの動物病院を見つけましょう。
子犬を飼ったらすること6つ
子犬を飼ったらすることは、
- 狂犬病予防接種
- 混合ワクチン接種
- フィラリア・ノミダニ予防
- 歯みがきの練習
- 爪切り・耳掃除・肛門腺絞りなど日常ケアとトリミング
の6つがあります。
それぞれ解説していきますね!
すること①狂犬病予防接種
狂犬病予防接種は、法律によって犬に打つことが義務となっています。
子犬の狂犬病予防接種に関する記事はコチラから▼
主治医の先生に確認してみましょう!
すること②混合ワクチン接種
こちらのワクチンは、狂犬病ワクチンとは違い、任意で打つワクチンです。
ただし、子犬がよくかかる病気の予防ができるので、打っておいた方がいいです。
ワクチンとワクチンの間隔は、3~4週間空ける動物病院が多いです。
すること③フィラリア・ノミダニ予防
4~11月くらいに子犬を迎え入れた場合は、フィラリア予防やノミダニ予防をします。
これらは、飲み薬や背中に垂らす薬なので、予防注射と同時に処方してもらって、自宅で行うようになります。
フィラリア予防もノミダニ予防も、1か月に1回行うタイプのものが多いです。
フィラリア予防についての記事はこちらからどうぞ▼
ノミダニ予防についての記事はこちらからどうぞ▼
すること④避妊、去勢手術
避妊や去勢手術を希望する場合は、6か月齢以前後で行うことが多いです。
犬の場合は、残っている乳歯を抜く手術を、避妊や去勢手術と同時に行うことが多いです。
犬の避妊・去勢手術に関する記事はコチラを参考にしてください。▼
すること⑤歯磨きの練習
犬の歯磨きは、歯周病予防になるので、できたらやってあげたほうがいいです。
始める時期はいつでもいいですが、小さいうちから口を触ることに慣らしておきましょう。
歯磨きの練習はこちらを参考にしてみてください。▼
すること⑥爪切り、耳掃除、肛門腺絞りなど日常ケアとトリミング
はじめてのトリミングは、予防接種が全部終わってからやるといいでしょう。
なので、大体4、5か月齢位で行うようになるので、みんな「のびのびぼさぼさ」になっています(笑)
爪切りや耳掃除などは、子犬のうちは押さえて無理にやろうとすると、苦手になってしまいます。
爪が延びてきたり、耳がにおうな…って場合は、動物病院でささっと診てもらいましょう。
【まとめ】子犬を飼ったらすること
子犬を飼ったらすることは、
- 狂犬病予防接種
- 混合ワクチン接種
- フィラリア・ノミダニ予防
- 歯みがきの練習
- 爪切り・耳掃除・肛門腺絞りなど日常ケアとトリミング
の6つがあります。
トイレや甘噛みなど「しつけ」のトレーニングも一緒にしましょう。
子犬のしつけに関する記事は、コチラを参考にどうぞ。▼
犬を飼ったらやるべきことは意外とたくさんあります。
だけど、まずは「しっかり食べてしっかり寝ること」です。
不安なことがあれば、主治医の先生に確認してみましょう!