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犬が震える6つの理由【対処法も解説!】なぜ愛犬は震えるのか?

犬が震える6つの理由【対処法も解説!】なぜ愛犬は震えるのか?

「最近、愛犬がよく震えるようになりました…」

「犬が朝だけ震えるんです…」

「震えていて、元気もないです…」

「足が震えて、立てなくなりました…」

など、犬が震えていると「なんでだろう…病気なのかな?」と不安で心配になってしまいますよね。

トラまりも
トラまりも
犬が震えているときは、病気のときと正常のときがあるよ!

先日、犬の震えについて、以下のツイートをしました。▼

震える時は
・寒さ、恐怖など生理的なもの
・足腰やお腹の痛み
・ホルモン;甲状腺や副腎などの病気
・脳神経、筋肉の病気
・低血糖や尿毒症など血液の病気
…が考えられます。

病気の震えの場合、時と場所を選ばず震える事が多いです。
急なのか?寝てる・食べてる時も続くのか?
改善なければ受診を

この記事では、

  • 犬が震えている6つの理由
  • 病気か正常かを見極めるポイント
  • それぞれの震えの対処法
  • 動物病院に行くべきタイミング

などを解説しています。

愛犬が震えている場合には、あわてず読んでみてください。

犬が震える6つの理由

寒くて震えている犬

犬が震える原因は、大きく分けて6つあります。

一つずつ解説していきますね。

理由①生理的な震え(病気ではない震え)

病気ではなくても、震えることはあります。

  • 寒い
  • 熱がある(悪寒)
  • 怖い
  • 緊張

などがあります。

私たちも、お医者さんに行くときは怖くて震えてしまいますよね…

犬も怖いときや、緊張すると震えてしまうことはよくあります。

トラまりも
トラまりも
動物病院に来ると震え出したり、雷や飛行機の音が怖くて震える子も多いよ。

その場合は、そういった状況を作り出さないことで対応してあげましょう。

  • 散歩ルートを変えてあげたり、
  • 抱っこしてあげたり、
  • 暖かい場所を作ったり、
  • 「大丈夫だよ」と声をかけてあげたり、

などをしてあげるといいでしょう。

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トラまりも
トラまりも
雷が苦手な子の場合は、YouTubeとかで、雷音を小さい音で聞かせて慣れさせることもあるよ。

理由②痛みによる震え

犬が震えている場合、どこかが痛くて震えているというのはよくあります。

  • おなかが痛い
  • 骨(背骨、足、首)が痛い
  • 筋肉が痛い

などがあります。

おなかが痛い場合

おなかが痛い場合は、

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 食欲不振
  • おなかがきゅるきゅる言う
  • ハアハアする
  • 落ち着きがない
  • 口周りがよだれで濡れている
  • 舌をぺろぺろしている

などが合わせて見られることが多いです。

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お腹が痛い場合は、安静にして休まさせてあげたり、絶食にして様子をみてあげるといいですね。

子犬でなければ、食べたくないときは、無理にあげず絶食にするといいです。

「絶食のとき、お水はあげていいの?」というのもよく聞かれます。

お水は飲めるようにしておいてあげるといいですね。

気持ち悪いときは、お水をすごく飲みたがります。

ただし、お水を飲んで、ばーって吐こうとする子もいます。

吐き気が続く場合には、絶水にした方がいいこともあります。

骨や筋肉が痛い場合

また骨や筋肉が痛い場合は、元気がなくなったり、歩き方が変になることが多いです。

足が痛いときは見るべきポイントがあります。▼

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骨や筋肉が痛い場合は、少なくとも走ったり、ソファーに飛び乗ったりはできないでしょう。

どこかが痛いときは、背中を丸めていて、歩き方がぎこちなかったり、ゆっくりだったりします。

部屋の隅っこの方にいて、出てこないというのもよくあります。

トラまりも
トラまりも
体調が悪いときは、しっぽや耳が下がっていることが多いよ。

体調が悪いときは触ると嫌がる子も多いので、そっとしておいてあげましょう。

一日様子を見て治らなければ、動物病院に伺うようにしましょう。

理由③内分泌の病気(ホルモンの異常)

ホルモンの異常で震えることもよくあります。

代表的なものに、

などがあります。

理由④脳や神経の病気

脳や神経の病気が原因で震えることもあります。

脳神経の病気を疑う場合は、MRI検査を行うと診断がつくことが多いです。

脳や神経の病気が原因のときは、どこが震えているのかで考えます。

  1. 全身が震えている
  2. 四肢が震えている
  3. 頭部が震えている

で分類していきます。

全身が震えている

全身が震えている場合、

  • 特発性(白い犬で起こることが多い)←原因不明
  • 脳脊髄の病気
  • 神経系に対する中毒物質

などが考えられます。

ノミ首輪を誤食してしまって、震えなど中毒症状が出たという事例もあります。

※ピレスロイド系の殺虫成分が神経に作用

四肢が震えている

  • 重症筋無力症
  • 老齢犬の震え

などが考えられます。

年を重ねると、手や足が震えてしまうということもあります。

トラまりも
トラまりも
ドリフで志村けんさんが演じるひとみばあさんも震えてたよね。

頭部が震えている

  • 小脳形成不全

滅多にないですがこのような病気も考えられます。

理由⑤筋肉や骨格系の病気

筋疲労や筋炎など筋肉の病気で震えることもあります。

筋生検や筋電図検査なども合わせて診断していきます。

理由⑥代謝性疾患

血液の異常で震えることもあります。

  • 低血糖症
  • 低カルシウム血症
  • 低(高)カリウム血症
  • 高アンモニア血症
  • 高尿素窒素血症

などによって震えることがあります。

トラまりも
トラまりも
腎臓病の子が震えていることはすごく多いよ。

犬が震えるとき、病気か正常かを見極めるポイント

時計

犬の震えが病気か?正常か?を見極めるポイントは、

  • 震えの症状は常にあるか
  • 時間や場所を選んで震えているのか

です。

トラまりも
トラまりも
病気の震えなら、時間を選ばず震えることが多いよ!

朝だけ震えていたり、1日だけ震えている場合は、寒かったり、おなかが一時的に痛かったりすることが多いです。

ただ、肝臓が悪いと『食後だけ震える』といったこともあります。

震えが不規則であったとしても、続く場合には受診をしましょう。

【まとめ】犬が震える6つの理由【対処法も解説!】なぜ愛犬は震えるのか?

犬が震える理由は、

  1. 生理的なもの
  2. 痛み
  3. ホルモンの異常
  4. 脳や神経の病気
  5. 筋肉や骨格の病気
  6. 血液の病気

の6つがあります。

病気の震えの場合は、時間と場所を選ばず震えることが多いです。

まずはよく様子を観察して、治らなければ主治医の先生に相談してみましょう。

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