「ドックフードってどうやって保存するといいの?」
「開けてからどれくらいもつの?」
「終わりかけになると、食いつきが悪くなるんです…」
みなさま、愛犬のドックフードはどのように保存されていますか?
■本記事の内容
- ドックフードの保存方法~間違った保存方法も解説
- どれくらいで使い切るべきか
- おすすめの保存容器
愛犬のドックフードの保存方法を知って、おいしく食べてもらいたい!という飼い主様は、ぜひ読んでみてください。
目次
ドックフードの正しい保存方法とは?種類別に解説
ドックフードをしっかり保存することは、とても重要です。
保存方法を間違えてしまうと、ドックフードが劣化してしまい、風味が損なわれるだけでなく、カビが生えたり、害虫がわいたりします。
場合によっては、これを食べることで、下痢や嘔吐をしたりすることもあります。
特に、梅雨や夏の暑い時期には、温度や湿度による影響があるため、より悪くなるスピードが速いです。
ドックフードの保存方法は、フードのタイプによって異なるので、分けて解説いたします!
ドライフード
ドライフードの正しい保存方法は、
- 直射日光をさけ
- 小分けにしてorフードストッカーに入れて
- 密封して
- 冷暗所保存
です。
ドックフードは外国産のものが多いので、4kg入り・8kg入りなど大袋にて販売されているものもよく見かけます。
外国の場合には大型犬が多いので、すぐに使い切ると思いますが、日本においてはチワワやトイプードルなどの小型犬がほとんどなので、食べ終わるのにとても時間がかかってしまいます。
ドライフードは犬のエネルギー源となる油脂がコーティングされているものが多く、これによってすぐに酸化をしてしまいます。
酸化防止剤が入ってはいますが、なるべく密封・小分けにして、空気と触れ合わないようにしましょう。
ウェットフード
ウェットフードの場合には、開封後は当然ながら常温保存はできませんよね。
一度で食べきれない場合には、
- 冷蔵保存なら1~2日
- 冷凍保存なら2~3週間
程度で使い切るといいですね。
どちらもあげる際には、電子レンジで人肌程度に温めてからあげましょう。
セミモイスト~半生タイプ
セミモイストタイプのドックフードは、ドライフードに比べると水分含量が多い(25~35%程度)のが特徴です。
そのため、カビが生えやすく、劣化もしやすいです。
小分けパックになっていることが多いと思いますが、1回で使い切るのが難しい場合には、密封容器に入れ、冷蔵庫にて保存をしましょう。
未開封の場合にも、袋内で蒸れてしまうことがあるので、冷暗所で保存するようにしましょう。
ドライフードの冷蔵庫での保存はNG!
ドックフードを冷蔵庫で保管している飼い主様は多いと思います。
ただ、ドックフードの冷蔵保存はNGです!
というのも、冷蔵庫に入れておいたドックフードを外に出すと、温度差から結露をしてしまうからです。
毎回、冷蔵庫から出すたびに結露をしてしまうと、品質が落ちてしまう可能性があるため、冷蔵庫での保存は控えるようにしましょう。
どれくらいで使い切るべき?
ふうを開けてから、どれくらいで使い切るべきか?はよく分からないですよね…
「○○日です!」という厳密な決まりはないですが、よくお答えしているのが、
「あなた(飼い主様)自身が食べられると思う期間内にしてください」
とお伝えしています。
例えば、「開けてから1か月経ってたら、ちょっと食べたくないな…」
と思ったら、愛犬にもあげない方がいいです。
鼻の利く犬にとっては、人よりも劣化やにおいの減少に敏感です。
ドックフードのおすすめ保存容器
愛犬の食事をよりよい状態で保存するためには、適切な保存容器が重要となってきます。
日常的に使用するものなので、デザイン性がよいというのも選ぶ基準となります。
ドライフードの保存容器
小分けで保存するなら、『ジップロック』一択です。
大袋のまま保存する場合には、しっかりと密封できるフードストッカーがおすすめです。
構造がシンプルなものだと、衛生的な管理も楽チンです。
ウェットフード、ゼミモイストタイプの保存容器
ウエットフードやセミモイストタイプの場合には、傷みを防ぐために、小さいタッパーに小分けにして保存するといいでしょう。
密閉できる容器や袋だとより安心できます。
ウェットフードの場合、数日で使い切れない場合には冷凍するのがおすすめです。
その際は電子レンジで解凍できるように、電子レンジ対応のものを選ぶといいですね。
【まとめ】ドックフードの保存方法~冷蔵庫はNG!どれくらいで使い切るべきかも解説!
ドライフードの保存方法は、『小分け+密封して、冷暗所で保存』、ウェットフードは1~2日なら冷蔵、それ以上なら冷凍保存がおすすめです。
ドライフードを冷蔵保存すると、結露で劣化してしまうので、控えるようにしましょう。
また、保存期間はドライフードなら1か月程度以内、ウェットフードなら1,2日程度(冷凍なら1か月程度)にしましょう。
いま一度、愛犬の食事の保存方法について、しっかり確認してみましょう!