犬を飼っていると「お留守番」をしててもらう機会はたくさんあります。
数時間の留守番ならよくありますが、出張や一泊二日の旅行に行ったり、長時間にわたり家を空けてしまうこともあると思います。
では、犬は何時間、何日まで留守番ができるのでしょうか?
また、留守番の際にはどのようなことに気をつければよいのか、具体的に解説していきます。
目次
犬は一泊留守番できるのか?
結論からいうとできます。
ただし、気をつけることがたくさんあるので、以下で解説していきます。
犬の留守番で気をつける6つのこと
犬を留守番させるのには、いくつか気をつけるポイントがあります。
- 水
- 食事
- 温度
- トイレ
- 明るさ
- 不安(精神面)
に対しては、各々気をつけなければいけません。
また、何日も家を空けるということは、防犯面でも心配ですよね。
子犬の場合は、誤食や分離不安などにも気をつけなければいけません。
子犬の留守番が上手にできるためには留守番トレーニングはこちらを参考にしてください。▼
では、「留守番時間ごとに分けて」どのように対策を使っていけばいいのか、具体的に解説いたします。
留守番時間ごとに分けて解説
数時間の留守番から一泊二日の留守番まで、犬を飼っていると長時間で留守番させることもありますよね。
それぞれの時間ごとに何に気をつければよいのかを解説いたします。
犬の留守番 6時間以内
子犬や家に来て間もない子に、いきなり何時間もお留守番させることはやめましょう。
まずは数時間から試して、おりこうにお留守番ができていたら、時間を増やしてみましょう。
犬の留守番が6時間以内の場合には、留守番トレーニングができていれば、問題になることはないでしょう。
犬の留守番 12時間
朝7時に出勤して、帰りが19時以降なんてのはよくありますよね。
最近では共働きの方も多いですから、12時間前後のお留守番はできたほうがいいです。
12時間前後のお留守番で気をつけることは、温度の対策です。
犬は寒さには強いですが、暑さにはとっても弱いです。
そのため、夏場は必ずクーラーを入れていくか、タイマーで入るようにしましょう。
「室温は何度にするのがいいですか?」というのは、よく伺います。
犬の快適な室温は、おおよそ人と同じなので、夏場は25~28度前後にするようにしましょう。
ハアハアしていたり、落ち着きがないのは暑い証拠です。
室内の温度はどれくらいがいいのかを解説した記事はこちらを参考にしてください。▼
また、停電でクーラーが止まってしまうということも想定しなければいけません。
そんな場合、早く帰れるにこしたことはないですが、仕事や用事の都合でどうしようもならない時が多いと思われます。
そのような時のために、
- お風呂場や玄関に行けるようにする(床が冷たい)
- クールマットを用意する
ようにしてあげるといいです。
犬の留守番 24時間
「今日は泊まりになるかもしれない…」
「残業がたくさんありそうだ…」
犬の留守番が24時間以上になってしまうことも、時としてあると思います。
留守番が24時間以上になるときは、気をつけることがたくさんあります。
などをしてあげましょう。
犬の場合、外でしかトイレをしない子もいますが、トイレは家でも外でもできるようにしつけてあげましょう。
長時間の我慢により、ストレスがかかったり、膀胱炎になってしまいます。
子犬のトイレトレーニングについて書いた記事はこちらをどうぞ。▼
夏場は暑いので、ウエットフードの出しっぱなしはやめましょう。
腐敗してしまい、おなかを壊してしまう可能性があります。
犬の留守番 2日以上(一泊二日)
犬にお留守番しててもらって、1日2日で旅行するときもありますよね。
春や秋など涼しいときは、上記の対策をしっかりして、おでかけするといいです。
お水を何か所かに配置していくだけでなく、自動給水器を設置するのもおすすめです。
ただ、夏や冬(特に夏)は、温度の心配があるので、なるべくなら、
- ペットホテルに預ける
- シッターに見に来てもらう
ようにした方が安心ですね。
ペットホテルは、動物病院でも気軽に預けられるので、おすすめです。
しかも、1泊2食のお散歩付きです!
動物病院や犬の大きさにもよりますが、1泊2日なら5000円前後で預かってくれるところが多いです。
シッターさんも最近は多く利用できます。
家の鍵を渡すという難点はありますが、「他のワンちゃんが苦手…」「家が大好き!」という子にはおすすめです。
犬の留守番 ドックカメラが便利でおすすめ
犬の留守番での最大の不安要素は、
「犬が元気なのか見えない」ということだと思います。
ごはんを食べていたり、すやすや寝ていたり…というのが見られれば、すごく安心しますよね。
- カメラで愛犬の様子が見られる、声が聞ける
- こちらの声も聞かせられる
- おやつが飛び出て、コミュニケーションが取れる
- 吠えているタイミングをメールで知らせてくれる
などの特徴があるので、お留守番が心配でも、お互い安心して過ごせます。
【まとめ】犬は一泊留守番できる?
犬は一泊二日の留守番はできます。
時期や犬の性格にもよりますが、自宅でお留守番をさせるには2日間くらいが限度でしょう。
それ以上になる場合は、ペットホテルやシッターさんを利用しましょう。
季節に合った適切な環境と方法で、お留守番をさせてあげるようにしましょう。
犬はひとりになるのが嫌いな動物です。
お留守番でおりこうにしていたら、たくさんほめて遊んであげましょう!