「犬に野菜をあげようと思うけど、あげ方はどうすればいいんだろう…」
「野菜って茹でると栄養無くなるの?」
「消化に良いのは生野菜?茹で野菜?」
など、犬にあげる野菜は生がいいのか、茹でるほうがいいのかを悩まれている飼い主様は多くいます。
この記事では、犬にあげる野菜について、
- 生がいいのか?茹でるのがいいのか?
- それぞれ消化吸収はどうなのか?
- 効率よく犬に野菜をあげる方法
などを解説いたします。
目次
犬にあげる野菜は生?茹でる?
結論から言うと、野菜によって使い分けるのがベストです。
なぜなら、生野菜と茹で野菜には、それぞれにメリット・デメリットがあるからです。
生野菜のメリット・デメリット
生野菜のメリットは、
- 栄養がそのまま摂れる
- 調理がラク
というのがあります。
一方で、生野菜のデメリットは、
- 一度にたくさんの量を食べられない
- 体が冷える
- 場合によってはうまく栄養を消化吸収できない
というのがあります。
茹で野菜のメリット・デメリット
茹で野菜のメリットは、
- カサを減らすことでたくさん食べられる
- アクや臭みがとれる
- 油で調理すれば脂溶性ビタミン(ビタミンA、E、D、K)の吸収率がよくなる
- 食物繊維が柔らかくなり栄養素が吸収しやすい
といったことがあります。
一方で、茹で野菜のデメリットは、
- 水溶性ビタミン(ビタミンB群、C)やポリフェノール、カリウムが流れ出る
- 調理がめんどう
といったことがあります。
犬にあげる野菜が「生か茹でるか」は野菜により変えるのがベスト
生野菜と茹で野菜のどちらもメリット・デメリットがあるので、どちらが優れているかは一概には言いにくいです。
なので、野菜によって調理方法を使い分けるのがベストです。
水溶性ビタミンを多く含む野菜は、生やレンジ調理、スープにしてあげるといいでしょう。
脂溶性ビタミンを多く含む野菜は、少量の油で炒めたのちスープなどにしてあげるのがいいかもしれません。
「水溶性ビタミンが多い野菜、脂溶性ビタミンが多い野菜」については、コチラを参考にしてください。
簡単にまとめると、
- 水溶性ビタミンが多い野菜→ブロッコリー、大根、キャベツ、サツマイモ、じゃがいも
- 脂溶性ビタミンが多い野菜→ニンジン、トマト、かぼちゃ、しいたけ
ってかんじです。
そもそも犬に野菜をあげる目的は何?
そもそも犬に野菜をあげる目的には、
- ダイエットしたい!
- 健康で過ごしてほしい!
- 手作り食をがんばっている!
- 脱水予防であげたい!
- 病気の治療で使ってる!
などと様々な理由があると思います。
それぞれの目的に合った野菜の調理法を選ぶようにしましょう。
犬のダイエットに使うとよいおすすめの野菜に書いた記事はコチラ▼
軟便時や脱水予防、日常使いなどあらゆるシーンでのおすすめ野菜を紹介した記事はコチラ▼
【まとめ】犬にあげる野菜は生?茹でる?
犬に生野菜をあげるか、茹で野菜をあげるかは、野菜によって使い分けましょう。
調理法によっては、ビタミンが失われてしまうこともあります。
愛犬の健康のために、今日から効率的な方法で野菜をあげましょう!