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【犬に野菜は必要?必要ない?】おすすめ野菜の種類や量も解説!

【犬に野菜は必要?必要ない?】おすすめ野菜の種類や量も解説!

「犬に野菜って必要?必要ないの?」

「毎日、野菜をあげているけど、消化できているのかな?」

「野菜が必要なら、何をどれくらいあげればいいだろう?」

など、犬にとって野菜が必要なのかどうかを悩まれている飼い主様はたくさんいらっしゃいます。

トラまりも
トラまりも
手作り食をあげてたり、野菜をトッピングしている場合には、犬にとって必要な野菜ってなんだろう…って考えちゃうよね!

先日、以下のツイートをしました。▼

毎日ワンちゃんに同じ野菜をあげるよりは、ローテーションであげるといいです。
キャベツ、キュウリ、ブロッコリー、大根、ニンジン、かぼちゃ…と毎日違うものをあげる。基本的に犬は野菜の分解がうまくないので、野菜の量は食事全体の1~2割程度にとどめ、細かく刻んだりすり潰してあげましょう。

この記事では、

  • 犬に野菜は必要なのか?
  • 犬にとっての必要な野菜は何か?
  • どれくらいの量の野菜をあげるといいのか?

などを解説しています。

トラまりも
トラまりも
この記事を書いている私(トラまりも)は、東京で動物病院を運営しております!獣医療には20年ほど携わっています。

▼ペットの病気やしつけ、日常ケアなど最新情報を発信しています。▼

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犬に野菜は必要?必要ない?

犬に野菜は必要?必要ない?【おすすめ野菜の種類や量も解説!】

結論から言うと、犬にとって野菜は必要です。

100%必要ってわけではないけど、うまく食事に取り入れることで、健康的に過ごすことができます。

基本的に、総合栄養食のドックフードは、すべての栄養面を考えて作られています。

そのため、ドックフードをあげている分には栄養がかたよることはないでしょう。

ただ、

  • 偏食の子
  • 総合栄養食ではないフードを多く摂っている子
  • 手作り食の子
  • 病気でドックフードが食べられない子
  • ダイエット中の子

などは、飼い主様自身で栄養面を考えてあげなければいけません。

そういった場合には、

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 食物繊維

を多く含む野菜を与えることは非常に有用です。

犬は肉食よりの雑食動物

【犬に野菜は必要?】シーン別におすすめ野菜の種類や量も解説!

犬の祖先はオオカミ(肉食動物)という説が有力です。

肉食動物の主食はたんぱく質です。

ただ、犬は人間と共存していく過程で、人から与えられた穀物などを食べる機会が多かったため、徐々に雑食となっていきました。

なので、主食はたんぱく質であり、その他の栄養(ビタミン、ミネラル、食物繊維など)は穀物や野菜などから摂るようになりました。

トラまりも
トラまりも
犬は肉食よりの雑食動物と言えるね!

野菜のあげ方には工夫が必要

犬は雑食動物ですが、腸の長さは人に比べると極めて短いです。

そのため野菜をうまく消化することができません。

トラまりも
トラまりも
うんちからニンジンがそのまま出てきた!ってことは経験したことあるかもね。

なので、野菜のあげ方には工夫が必要です。

  • 細かく刻む
  • フードプロセッサーですりつぶす
  • 茹でたりチンして柔らかくする

などして、繊維質が残らないようにしてあげましょう。

犬は丸飲みする動物なので、あまり大きいまま与えると、喉に詰まることがあるので注意しましょう。

犬に必要なおすすめ野菜10種類【シーン別に解説】

犬に野菜は必要?必要ない?【おすすめ野菜の種類や量も解説!】

犬にとっておすすめな野菜は、体調や症状によって異なります。

犬に野菜を使う「よくあるシーン別」におすすめ野菜を紹介します。

ダイエットに使える野菜7種類

犬のダイエットにおすすめな野菜は、

  1. キャベツ
  2. トマト
  3. 大根
  4. ニンジン
  5. キュウリ
  6. ブロッコリー
  7. 白菜

の7種類がおすすめです。

これらの野菜はカロリーが低く、水分やビタミン・ミネラルが豊富なため、ダイエットしたい犬に向いています。

ダイエットで使える野菜7種類を、量やレシピを含め解説した記事はコチラを参考にしてください。▼

トラまりもの犬のダイエットに使える野菜7選【簡単にできる方法も解説】レシピ本も紹介!
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下痢や軟便など消化不良のときに使える野菜3種類

犬が下痢や軟便などの消化不良の時におすすめな野菜は、

  1. じゃがいも
  2. さつまいも
  3. かぼちゃ

です。

これらの野菜は、食物繊維が豊富なので、消化不良のときに便を固めてくれる効果があります。

適度に与えると、便秘予防にもなります。

また、適度な甘みが犬の食欲を刺激します。

ただし、これらの野菜を与えるときには、

  • カロリーが高いのであげすぎに注意
  • 与えすぎると便秘になることも
  • 皮や芽、種を取ってから与えること

に気を付けましょう。

トラまりも
トラまりも
食欲がなくて下痢しているときは、無理に与えずに、動物病院に相談してね!

脱水時の水分補給に使える野菜3種類

夏場の暑いときなど水分補給として使える野菜は、

  • キュウリ
  • トマト
  • 大根

などが有用です。

これら野菜はほとんどが水分なので、小さく刻んで生で食べさせてあげてもいいですね。

トラまりも
トラまりも
あげすぎや、合わないと下痢をしちゃう子もいるから注意してね!

日常使いにおすすめな野菜4種類

毎日のトッピングなど使う野菜は、

  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • ニンジン
  • かぼちゃ

がおすすめです。

茹でたりチンして、小さく刻んでトッピングしてあげましょう。

トラまりも
トラまりも
野菜を混ぜたりして、愛犬の食に興味を持つってことは大切なことだよ。愛犬の健康を考えるってことは、長生きにつながるからね!

犬にとって必要な野菜の量はどれくらい?

【犬に野菜は必要?】シーン別におすすめ野菜の種類や量も解説!

犬が食べていい野菜の量は、食事量の10~20%程度が適切です。

犬は雑食動物ですが、肉食よりの雑食動物です。

なので基本的に野菜の消化分解はへたっぴです。

あまり与えすぎると、消化不良を起こしてしまうので注意しましょう。

トラまりも
トラまりも
なので、野菜はトッピング程度にするのがいいかもね!

また、決まった野菜を毎日あげるよりは、日々少量ずつ変えながら与えると、栄養が偏らなくなるのでいいですね。

【まとめ】犬に野菜は必要?必要ない?おすすめ野菜の種類や量も解説!

犬にとって野菜は(100%ではないけれど)必要です。

理由としては、犬は肉食よりの雑食動物なので、たんぱく源となる肉魚類以外にも、穀物や野菜でミネラルやビタミンを摂る必要があるからです。

ただし、総合栄養食のドックフードを食べている場合は、必ずしも必要ではありません。

また、野菜を与えるときの注意点として、

  • 食事量の10~20%以下にとどめること
  • 細かく刻んだり、すりつぶしてあげること
  • 場合によっては茹でたり、チンしてあげること
  • 持病がある場合は、獣医師に相談すること

などがあります。

愛犬の食事に興味を持つということは、非常に重要なことです。

今日から野菜を取り入れて、健康的な生活を送りましょう!

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