犬の病気と予防

【犬や猫の熱中症】原因や症状、夏場のオススメ室温を獣医師が解説!

【犬や猫の熱中症】原因や症状、夏場のオススメ室温を獣医師が解説!

「夏って室温は何度にするといいの?」

「犬の体が熱いけど、熱中症なの?」

「猫がぐったりしていて、熱中症かもしれません!」

など「犬と猫の熱中症」について、不安や疑問を持っている飼い主様は多くいらっしゃいます。

トラまりも
トラまりも
夏場って室温を何度にしておけばいいんだろう…ってよく分からないよね。

先日、以下のツイートをしました。▼

これからの時期はペットの熱中症対策が大切。
室温(エアコンの設定温度ではないです!)は28℃程、湿度は40~60%程になるよう調節。
暑い中での運動は控え、クーラーを使い「人が快適だ」と思う温度・湿度に調整を。特に高齢・肥満・短頭種の子は注意。
熱が40℃以上あるなら、すぐに涼しい場所に。

■本記事の内容

  • 犬や猫の熱中症の原因
  • どんな症状が出るの?
  • 部屋は何度にするといいの?

愛犬・愛猫が熱中症にならないためには、どうすればいいんだろう…という飼い主様は、ぜひ読んでみてください。

トラまりも
トラまりも
この記事を書いている私(トラまりも)は、東京で動物病院を運営しております!獣医療には20年ほど携わっています。

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犬や猫の熱中症の原因とは?

犬や猫の熱中症の原因とは?

犬や猫の熱中症とは、高温多湿の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整がうまくできなくなったりして発症する病気です。

熱中症になってしまう原因として、

  • 高温多湿下に長時間いる
  • 暑い中での過度の運動・散歩
  • 長時間お水が飲めない…
  • 体にこもった熱がうまく抜けない…

などがあり、

  • 短頭種(パグやフレンチブルドックなど)
  • 長毛種
  • 高齢、若齢
  • 心疾患や呼吸器疾患、腎臓病がある
  • 太っている
  • 大型犬

といった子たちが熱中症になりやすく、より注意が必要です。

トラまりも
トラまりも
犬や猫は人と違って汗をかけないから、熱を放出するのが大変なんだ…

「うちは室内飼いだから大丈夫!」というのは全くなく、室内でも熱中症になることはあります。

犬や猫が熱中症になると、どんな症状が出るの?

犬や猫が熱中症になると、どんな症状が出るの?

様々な症状が予想されますが、

  • ハアハアが止まらない、口を開けて呼吸
  • 体が熱い
  • 嘔吐や下痢
  • ふらふらで歩けない、立てない
  • よだれがすごい
  • 落ち着きがない
  • 震える
  • 意識がない
  • けいれん

などが出ることが多いです。

トラまりも
トラまりも
暑いところにいた+上記の症状があれば、熱中症の可能性は高いよ!

夏場の室温は28℃前後がいい

夏場の室温は28℃前後がいい

犬や猫は寒さにはある程度強いですが、暑さにはとっても弱いです。

そのため、ある程度冷房を強くしていても、

  • 直風でなく
  • 逃げ場があれば

特に問題にはならないことが多いです。

快適な室温は28℃前後と言われており(←エアコンの設定温度ではなく、室温がです)、基本的には「人が快適と感じる温度」がいいと思われます。

トラまりも
トラまりも
ペットのために、飼い主様がブルブル震えるくらいの設定温度にしている場合がありますが、そこまでする必要はないです!

【逃げ場を作ってあげましょう】

猫や小型犬では、クーラーの直風や寒さが苦手な子もいます。

その場合は、寒くない部屋にも自由に行けるようにしてあげたり、ペットベッドやタオルを使い、温かく過ごせる場所を作ってあげましょう。

湿度は40~60%程度がいい

夏場の湿度は60~70%程度と言われています。

75%を超える日も多く、ムシムシして不快なだけでなく、ダニやカビが発生しやすくもなります。

除湿器を使って湿度を40~60%程度に下げるようにしてあげましょう。

【まとめ】犬や猫の熱中症~原因や症状、夏場の室温を解説

熱中症の原因は、単純に「暑いところにいるから」です。

高齢の子や短頭種、太っている子などは容易に熱中症になってしまいます。

夏場は、積極的にクーラーや扇風機を使いましょう。

設定温度は「人が快適だと感じる室温」がいいです。

また、暑い日の散歩は、早朝や夜に行くなど時間帯を選びましょう。

暑い中、無理して散歩に行く必要は全くありません!

暑さ対策をしっかり行い、快適な夏を満喫しましょう!

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トラまりも
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