「愛犬の背中にお湯がかかってしまいました」
「愛猫の耳にコーヒーをこぼしちゃいました…」
「家でのやけどの処置はどうすればいいですか?」
など、間違って愛犬・愛猫にお湯がかかってしまったり、やけどをしてしまうことはよくあります。
先日以下のツイートをしました。▼
✅犬や猫に熱いお湯がかかってしまった場合
・流水で10分以上冷やす
・暴れる犬や猫の場合はアイスノンや氷で10分以上冷やすとにかく冷やすことが重要😊
薬は塗らない、あればワセリン塗布
広範囲の場合はサランラップを巻き、その上から冷やす→そして動物病院に連絡#動物病院— トラまりも@まりも動物病院 (@toramarimo_blog) January 15, 2021
犬や猫に熱いお湯がかかってしまった場合
・流水で10分以上冷やす
・暴れる犬や猫の場合はアイスノンや氷で10分以上冷やすとにかく冷やすことが重要
薬は塗らない、あればワセリン塗布
広範囲の場合はサランラップを巻き、その上から冷やす→そして動物病院に連絡
- 犬や猫がやけどしたときの自宅での対処法
- 動物病院に行くタイミング
- やけどをしたあとの皮膚の治り方
愛犬や愛猫がやけどしてしまった場合は、慌てずに読んでみてください!
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目次
犬猫のやけど~家での処置の方法
まずは冷やす!!!
それに尽きます。
犬の場合は抱っこしてお風呂場に行き、シャワーなど冷たい流水で5~10分程度冷やしましょう。
猫の場合や嫌がる犬の場合は、アイスノンや氷などで10分以上冷やすようにしましょう。
薬は塗らなくていい
よく冷やしてあげたら、皮膚の状態をチェックしましょう。
真っ赤っかな場合や水ぶくれになっている場合などは、動物病院を受診した方がいいので、以下をお読みください。
現時点で薬は塗らなくていいです!
塗りたくなる気持ちは分かりますが、とりあえずは冷やして様子見がいいです。
動物病院に行くべき時~広範囲のやけどや赤み・水ぶくれがある場合
わずかな範囲のやけどの場合は冷やして経過を見てもいいと思われますが、
- 広範囲のやけど
- 触ると痛がる
- 赤みがある、水ぶくれになった
場合などは動物病院を受診するようにしましょう。
広範囲のやけどの場合は速やかに動物病院に伺う必要があります。
可能であればやけど部位にラップを巻いてあげて(←皮膚が保護されるのでよい)、その上から冷やしてあげて伺うようにしましょう。
動物病院での処置
状態に応じて点滴や抗生剤の投与、傷の管理を行います。
また、やけどは非常に痛いので、疼痛管理を十分に行います。
やけどをしたあとの皮膚の治り方
やけどをしてしまった後の皮膚や肉球は、水泡やかさぶたになって治ります。
また、やけどのあとは毛が生えてこないときもあります。
詳しくやけどの治り方を知りたい方は、日本創傷外科学会のホームページがよく分かりますのでご参照ください。
【やけどの予防】ストーブや熱湯、揚げ物は気をつけて
猫はストーブが大好きですし、犬は台所のいいにおいが大好きです。
なので、それらの周りには近づかない、危なくないものを使用するようにしましょう。
当たり前だし…と思うかもしれませんが、それが一番重要です!
【まとめ】犬猫のやけど~自宅での処置と動物病院に行くタイミング
やけどをしてしまった場合は、まずは冷やすことが最重要です。
やけどが広範囲の場合には、すみやかに動物病院に伺うようにしましょう。
また、移動の車中でもアイスノンなどを使ってしっかり冷やすようにしましょう。