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【犬が洋服を着る3つのメリット】デメリットや嫌がるときの対処法も解説!

【犬が洋服を着る3つのメリット】デメリットや嫌がるときの対処法も解説!

「寒いときは洋服を着た方がいいの?」

「うちの子は、服が苦手なんです…」

「毛が薄いのですが、洋服を着せて散歩に行った方がいいですか?」

などと、愛犬に洋服を着せた方がいいのか?悩まれている飼い主様は多くいらっしゃいます。

トラまりも
トラまりも
でも実際、服ってどうなんだろう…って思っちゃうよね。

犬の服について、先日以下のツイートをしました。▼

最近では犬猫用の服がたくさんありますよね。
どれもかわいいですが、嫌がる・歩き方が変になる時は無理をさせずに。
皮膚保護服やサンダーシャツという医療用の服もあり、皮膚病や傷の保護、分離不安などに役立ちます。
秋口には寒さ対策、ノミダニ予防としても服の利用ができます。
楽しくおしゃれ😀

■本記事の内容

  • 犬は洋服を着るべきなのか
  • 洋服のメリットとデメリット
  • 皮膚保護や分離不安対策といった特殊な服の紹介

愛犬に服を着せたいけど、着るべきなのか?デメリットはないのかな?という飼い主様は、ぜひ読んでみてください。

犬が洋服を着る3つのメリット

犬が洋服を着る3つのメリット

犬が洋服を着るメリットとしては、

  1. 皮膚の保護
  2. 寒さ対策
  3. ノミ・ダニ予防

があります。

トラまりも
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単に「見た目がかわいい😊」ってのもあるよね!

以下で分けて説明していきます。

①皮膚の保護

洋服の1番のメリットといえば、皮膚の保護があります。

例えば、

  • 感染症やアレルギーで治療中の子
  • 被毛が生えない病気の子
  • 乾燥肌の子
  • 被毛が薄い犬種
  • 傷や何かしらの手術後

といった場合には、洋服の着用がおすすめです。

犬の皮膚は一見すると強そうに見えますが、実は人の1/3程度の厚さしかありません。

そのため、感染や炎症などの皮膚のトラブルが起きやすい傾向にあります。

また、掻きこわす・なめこわすことで、余計に皮膚の状態が悪くなってしまうことも多いです。

洋服を着ている場合には、ダイレクトに引っ掻かない分、影響が少なくなります。

 

また、皮膚が弱い子の場合には、洋服を着用するとともに、散歩の時間を選んであげることも大切です。

紫外線が強い時期には、皮膚に太陽光がダイレクトに当たってしまいます。

そのため、早朝や日が沈んでからのお散歩がおすすめです。

②寒さ対策

寒さ対策として、特に冬場の散歩時やシニア犬、被毛が薄い子には洋服の着用がおすすめです。

毛が薄い犬種であるミニチュアピンシャーやイタリアングレーハウンドにおいては、被毛が薄い分、冬場は寒さを感じる可能性があります。

トラまりも
トラまりも
ダウン素材やモコモコ素材のかわいい服もいっぱいあるよね!

③ノミダニ予防

洋服を着用することでノミ・ダニの予防も可能です。

もちろん定期的な駆虫薬での予防も必要ですが、草むらに入るときなどには、洋服の着用がおすすめです。

2021年9月には、マダニによる新しい健康被害も出てきています。

・マダニが媒介する新たなウイルス感染症,エゾウイルス熱を発見。
・2014 年以降,少なくとも 7 名の感染者が北海道内で発生していることが判明。
・マダニや野生動物にもエゾウイルスが感染しており,北海道内に定着している可能性を示唆。

引用:北海道におけるエゾウイルス熱を発見

人においても、野山に入る際には、長袖長ズボンが推奨されています。

ワンちゃんとお出かけした後には、シャンプーとブラッシングもしてあげるとよりよいですね。

洋服にもデメリットはある…

洋服にもデメリットはある…

上でお伝えした通り、洋服にはメリットがたくさんあります。

ただし、いくつかのデメリットもあります。

個人的には、おしゃれ目的での洋服は「…」と思う部分もあります。

本来、犬は服を着ない動物です。

そのため、着用する際にうなったり嫌がったりする子も多くいます。

また、足を入れる際に「キャンキャン」と鳴き、足を痛めてしまう子もいます。

脇が擦れてしまったり、歩き方が不自然になってしまうこともあります。

さらに、夏場は蒸れてしまったり、皮膚病が悪化してしまったりということも。

こういったことにストレスを感じて、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまった…なんてこともあります。

そのため、おしゃれ目的で洋服を着用する際には、

  • 愛犬が嫌がっていないか?
  • 歩き方は変ではないか?
  • 皮膚の状態は問題ないか?

などをしっかりチェックしてあげる必要があります。

皮膚の保護や、かみなりを怖がらなくなる服もある

皮膚の保護や、かみなりを怖がらなくなる服もある

おしゃれ目的の服だけではなく、機能性を持った服もあります。

まず1つ目として『皮膚保護服』というものがあります。

避妊や去勢手術をした際や、皮膚の腫瘍などをとった際には、傷が汚れると治りが遅くなってしまうことがあります。

そのため、皮膚保護服の様な体にフィットする洋服を着用することで、傷の保護が可能となります。

また、アレルギーがある子にとっては、アレルゲンが付着しづらくなるため、着用がおすすめです。

2つ目として、雷を怖がらなくなる服もあります。

『サンダーシャツ』というもので、体に密着することで安心感を与える作用があります。

このサンダーシャツには愛犬をしっかり包み込む、ある程度の圧力があり、まるで抱っこをしている安心感を与えることが可能です。

  • 雷や花火などの大きな音
  • お留守番
  • 引っ越しや模様替えなどの環境の変化
  • 分離不安

といったときに着用する洋服です。

小型犬では雷や音を怖がる子も多いので、試してみる価値はあるかもしれません。

ただし、個体差があり、この服の着用だけで大きな効果が出る可能性は低いので、他の対策と合わせて行うといいでしょう。

結局、犬は洋服は着るべきなのか?

結局、犬は洋服は着るべきなのか?

皮膚を守る必要がある場合には着る!それ以外はいらない!

が、獣医的な答えにはなると思います。

ただ、愛犬を大切にするがゆえ、洋服を着させてあげるという思いは、とても重要なことです。

ワンちゃんは飼い主様の喜ぶ顔がとっても大好きです。

コミュニケーションツールの一つとして、嫌がらない場合には着用させてあげるといいでしょう。

【まとめ】犬が洋服を着る3つのメリットとは!

犬の洋服の着用は、皮膚トラブルや傷がある子のケア、そして寒さ対策の際におすすめです。

おしゃれとしても楽しめ、かわいい我が子とのおでかけに1枚あると便利です。

ただし、洋服が苦手な子もいるので、無理に着させるのは控えるようにしましょう。

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