こんにちは!
自分が趣味で読んだ「ネコちゃんに関する本」の中から、
「おもしろい!」「分かりやすい!」「勉強になる!」
といった本やマンガ、写真集を厳選いたしました!
ぷぷぷっと笑っちゃうものから、意外と知らないネコちゃんの生態を知れる本まで豊富なラインナップです!
おすすめ猫本ランキング 20~11位
勝手にランキングしてすみません。。
あくまで、個人的に面白かったものや読みやすいもの、ネコ好きさんに読んでほしいな!というものをランキングしています。
20位 ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方
アニマルプラネットの「猫ヘルパー」(ネコちゃんの困ったお悩みを解決する番組)でおなじみのジャクソン・ギャラクシーさんによって書かれた本です。
ネコちゃんが幸せに暮らすためには、当然室内の爪とぎやトイレといった環境づくりが大切で、あわせて「狩りを模した遊び」がとっても重要です。
具体的なおもちゃの選び方から、うまくいかなかったときの方法まで分かりやすく解説されています。
洋書の翻訳なのでちょっと読みにくい部分があります。
19位 猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑 監修:服部幸
タイトルの通り、猫が食べるとダメな食品や植物を解説した本です。
まず、表紙がかわいいことによるジャゲ買いです!
猫の動物病院の先生が書いています。
基本的には、何を誤食しても危ないと思いますが、それを言っても仕方がないので…
食べちゃいけない植物の種類も具体的に書かれているので、慌てたときには参考になると思われます。
誤食や中毒については、当ブログの記事もご参照くださいませ!▼
18位 必死すぎるネコ 沖昌之
外で生きる「必死な姿」のネコちゃんを集めた写真集です。
ネコちゃんを飼った方なら分かる、「そうゆう表情するよね~」「よくそんな格好できるよね~」っていう猫の魅力がギュッと詰まった一冊です。
17位 ノラネコぐんだんコミック 工藤ノリコ
絵本で有名な「ノラネコぐんだん」のコミック版です。
メインはノラネコぐんだんではなく、ワンワンちゃん(まじめなのに、ノラネコぐんだんに悩まされる犬)となっています。
「これって子供向けなの?」って思うくらい、すごいシュールな感じがしますが、自分はとっても好きです。
16位 猫と住まいの解剖図鑑 著:いしまるあきこ 監修:今泉忠明
一級建築士が書いた、猫にとっての快適な住まいを追求した本です。
間取りのその前に家に人を呼べますか?
猫との快適な暮らしのためにものを減らして住まいをすっきりさせ、人を呼べる住まいを目指しましょう。
間取りを考える前に、そもそも家が物であふれている状態ってよくありますよね…
ネコちゃんが快適に過ごせないだけでなく、誤飲したり、掃除が行き届いていなかったりで、汚れた家は「悪」しかないですよね。
「家づくり」の観点から猫をみたことがなかったので、とても新発想でおもしろい本です。
人にも猫にも快適な住まいを作りたい方には必見です!←新築だけでなく、DIYや家具の配置でできることもたっぷり書かれています!!
15位 猫はこうして地球を征服した アビゲイル・タッカー
猫は1万年くらい前から人と共存を始めているのに、それ以降ほぼ姿・形を変えず、人間と共存する道を選び、世界中で生活していますよね。
今やインスタやTwitterのタイムラインにはネコちゃんはとってもたくさん!
これも猫が持っている不思議な力で人を支配しているのか…?
人類と敵対していたネコ科動物の中で、唯一イエネコだけがどうやって人を手なずけていったのかがわかる一冊です。
洋書の翻訳なので少し読みづらいのがネックです。
14位 ネコにカメラ
動物写真家の岩合光昭さんが審査した、ネコ写真コンテストの写真集です。
一般の方が撮られた写真なのに、プロ並みのアングルで猫のいい表情をつかんでいるものが多かったです。
お気に入りのページを切り取って飾っている方も多いのだとか。
13位 犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい 松本ひで吉
犬と猫のどっちも飼ってる方ってあまりいないですよね。
犬=陽(明るい!甘えん坊!)、猫=陰(怖い…マイペース)みたいな感じで描かれています。
ワンちゃんネコちゃんの「あるあるとギャップ」がたっぷり盛り込まれたマンガです。
うちのワンコはツンデレで、このマンガのネコちゃんみたいな感じだなぁ…と読み進めました。
12位 ネコの老いじたく 壱岐田鶴子
猫が年をとったときに備えるべきことが書いてある本です。
犬バージョンの同シリーズがとても面白かったので購入。
かわいいイラストとともに、ネコちゃんにいつまでも元気でいてもらうための優しい対策が書いてあります。
11位 ねこほん 監修:今泉忠明 画:卵山玉子
「猫のほんねが分かる本」で「ねこほん」。
マンガ+文章で楽しく読むことができます。
オスは女性、メスは男性のほうが好きなの?猫の世界にはいじめもあるの?なんであんなにちゃおちゅ~るが好きなの?
など、飼い主さんがふと思う疑問100個が分かりやすく解説されています。
マンガなので寝ながら読める一方で、研究結果に基づいた根拠のあることも書かれており(具体的な文献名がないのは残念)、なるほどなるほど!とラクに読み進めることができます。
ネコちゃんあるあるを「ラクに」知りたい方には必見です!
おすすめ猫本ランキング 10~1位
トラまりものおすすめネコちゃんの本!
ベスト10を発表いたします!!!
10位 またまた猫医者に訊け! 著:鈴木真 画:くるねこ大和
100個の「コアな質問」に獣医さんが丁寧に答えていく書籍です。
Q70 結婚して実家を出ることになりました。私に懐いている猫がいるのですが、私がいなくなることがストレスになるのでは……と心配です。人間のように話して理解してくれるものなのでしょうか?
もし自分が聞かれたら…
「理解できないと思います」
で終わる気がしました。
他の本では解説していないような踏み入った内容も解説されており、「あ、そうだったんだ!」と、とても面白く読むことができます。
9位 猫の腎臓病がわかる本 宮川優一
日本獣医生命科学大学の宮川先生が執筆した猫の腎臓病の本です。
ネコちゃんといえば「腎臓病」のイメージがありますよね。
泌尿器内科の専門医だからこそわかる「猫の腎臓病」について、おそらく一番分かりやすく書いてある本です。
中高齢のネコちゃんを飼っている飼い主さんは、読んでおくといい一冊です。
8位 猫の寿命は8割が”ごはん”で決まる! 監修:梅原孝三
そう!題の通り、猫のごはん選びはとっても重要です。
猫の寿命がこんなにも延びたのは(2020年15.45歳:一般社団法人ペットフード協会調べ)、キャットフードがとってもよくなったからなんです!
具体的に「どんな食事をどうやって選ぶといいのか?」が分かりやすく解説されており、とても参考にできる1冊です。
パッケージに「○○味」「○○仕立て」と書かれていたら…
の答え知っていますか?
よくキャットフードには「ささみ風味」とか「チキン味」とか書いてあるけど、これらはほぼ鶏肉は使われていないんですよ!!!
7位 世界で一番美しい猫の図鑑 タムシン・ピッケラル
うん、美しい…
ワンちゃんの種類って分かる方が多いですが、ネコちゃんの種類って意外と知らないですよね。
自分も知らなかったネコちゃんを知れて(+当然写真がきれい!)、とても興味がわきました。
図鑑ですが、写真を眺めるだけでも十分に楽しめる一冊です。
6位 ニャアアアン! 鴻池剛
爆笑しちゃうネコちゃんマンガといえばコレ!!
著者の愛猫「ぽんた」との一日が本当にあるあるで爆笑です。
ネコちゃんのいいところばかりを書いた作品は多いですが、愛想がない感じや凶暴感、シュール感がある作品はなかなかないので大好きです。
ちょっと疲れたな…最近笑ってないな…という方には、ニャアアアン!がダントツでおすすめです!
5位 猫と一緒に生き残る防災BOOK 猫びより編集部
ネコちゃんの防災に関する本ならコレ1冊でOKです。
家で災害に遭った場合や外出先で被災した場合の対応方法、在宅避難や同行避難など災害時にどうすればいいのか?を前もって知っておくことは重要です。
ネコちゃんはワンちゃんと違って避難所に一緒に行かない場合も多いので、自宅の災害対策もとても重要です。
何を備えておけばいいのか?今のうちにできることは何なのか?をイラスト付きで分かりやすく解説してあります。
ブログでも「非常時に備えて準備するもの」をびっちり書いてあるので参考にしてね!▼
4位 家ねこ大全285 藤井康一
藤井動物病院の藤井先生が執筆されたネコちゃんの本です。
すっごーーーくコラムがたくさんあるので(285個!)、猫のことをいろいろ深くまで知りたい方には必見です!
なんでそんなに猫草が好きなの?食器はどんなタイプがおすすめ?毛づくろいばかりしているのなんで?…
ただ、逆にちょっとありすぎて、どこに書いてあったっけ?とアウトプットに悩まされます…
イラストがちょっとシュールな感じもまたいいですね。
3位 「げぼく」の教科書 著:獣医にゃんとす 画:オキエイコ
Twitterフォロワー5.2万人(2021年7月現在)の獣医師「にゃんとす」先生が書かれた本です。
実際の文献を参考にして書かれているのに、重苦しい感じにならず、すごく親近感のある分かりやすい文面で書かれています。
中でも「猫のトイレ」に関してはアツい印象があり、ネコちゃんの粗相があったり、トイレ環境に悩まれている飼い主様にはおすすめの一冊です。
挿絵のネコちゃんもかわいく、文章のイメージがわきやすいのが◎
2位 ねこの秘密 山根明弘
相の島(九州の小さな島)のノラ猫ちゃんの生態研究を交え、猫の生態の不思議について書かれた本です。
7年間という歳月をかけ、島のネコちゃんを観察したからこそわかる、猫の生きざまがたっぷり描かれています。
中でも、自分がいいなと思ったのは著者の考え方です。
コラムにある「飼い猫は、完全室内飼いがいいのか?」については、獣医師としてはいけないのかもしれないのですが、同感でした。
また、毎年10万匹が殺処分されている現実を受けて、社会全体の問題としてとらえる広い視野を持つべきだとも言っています。
ねこが人間に変われれば、平均15歳まで生きること、そしてメスに不妊処置を行っていなければ、たとえ1匹で完全室内飼育していたとしても、発情すれば、家を飛び出して妊娠して帰ってくることがあること、仔ねこが産まれて、それがいくら愛らしい仔ねこであっても、もらってくれる人は意外に少ないということ、そして、動物病院で予防注射や治療を受ければ人間と同じくらい(場合によっては、それ以上に)医療費がかかることを、飼う前に知っておく必要があるのです。
コロナの影響で新しくペットを迎える方が増えていますが、改めて命の大切さについて考えるべきで、みなさまにも考えてもらいたいと思いました。
1位 猫脳がわかる! 今泉忠明
堂々の第1位です!!!!
猫の???といった行動についてよく分かり+実際の裏付け(科学的根拠)がとてもしっかりしている本です。
約200もの単語が覚えられる?暗闇で人の6倍もよく見える理由は?人間に最も身近な動物でありながら謎も多い猫の生態。それを解く鍵は猫脳にあり!最新の解剖学、動物行動学などの研究成果を踏まえ、猫の魅力に迫る!
著者は「ざんねんないきもの事典」で有名な動物学者の今泉忠明さんで、みなさまご存じの通りそれ以外にも超たくさんの著書があります。
動物行動学や解剖についてなど難しい内容なのに、全く難解さを感じず、スラスラスラ~と楽しく読み進められます。
猫のことを分かりやすく知りたい方にはおすすめの1冊です。
【まとめ】獣医が選んだ猫のおすすめ本やマンガ、写真集20選
改めて、勝手なランキングですが、勉強になって分かりやすく+楽しい!という本を厳選しました。
病気のことや行動学については専門書がもちろんありますが、かみ砕いて誰にでもわかるように書いてある本は、入門書としてとっても役に立ちます。
ちょっと勉強したいな!愛猫のことをもっと知りたいな!というときに、ぜひお気に入りの1冊を手に取ってみてください。