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【子犬の甘噛みが治らない!】治し方・対策教えます!【いつまで続く?】

【子犬の甘噛みが治らない!】治し方・対策教えます!【いつまで続く?】

子犬を飼い始めたばかりの方の相談で、

  • 甘噛みがひどいんです!治らないんです!
  • トイレを全く覚えてくれません!

の2つはダントツで多いです。

「このまま大人になったらどうしよう…」

「どうやってしつければよいのだろう…」

と悩んでしまいますよね…

トラまりも
トラまりも
「うちの子は甘噛みじゃなくて、本気噛みなんです!!」という方も多いです。

子犬の甘噛みについて、先日以下のツイートをしました。▼

子犬子猫の甘噛みは、本能行動なので100%あります。
赤ちゃんのおしゃぶりの様なものです。
そのため、噛むのを止めさせることはできません。
噛む対象を手や足ではなくおもちゃなど『噛んでもいいもの』に変更しましょう。
甘噛みを怒ったり、大きな声を出すのもNG。
たくさん遊べばいい子に育つ😊

この記事では、子犬の甘噛みについて、

  • なぜ甘噛みをするのか?
  • 甘噛みの治し方
  • いつまで続くのか?

などを解説しています。

子犬は甘噛みを100%します。

ただ、上手にしつけていくことは可能です。

子犬の甘噛みについて悩まれている飼い主様は、ぜひ読んでみてください。

 

子犬のトイレのしつけについての記事は、こちらを参考にしてください。▼

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子犬の甘噛みが治らない!甘噛みの原因・理由とは?

子犬の甘噛みが治らない!甘噛みの原因は?

まず覚えておいてほしいのは、子犬は絶対100%甘噛みします!ということです。

子犬が噛むのは、

  • 歯がかゆい、歯の生え変わり
  • 『噛む』という行為に興味がある
  • コミュニケーションの一つとして備わっている

からで、本能的な行動なのです。

「うちの子は甘噛みがすごいんです…、本気噛みなんです!」

と相談される飼い主様も多いですが、いえいえ、みんなすごいです!

トラまりも
トラまりも
「遊んで!」と噛んだり、かまってほしくて噛んだりなどは本能的な行動。みんな100%あるよ! 

そして、重要なこととして、

甘噛みを放置するから、将来本気噛みをするようになるわけではありません。

いつまで続く?

個体差はありますが、生後7,8か月齢くらいまでは続くことが多いです。

犬の永久歯が生えそろう時期が、おおよそ7,8か月齢(個体差はあります)なので、そのくらいまで甘噛みも続くことになります。

1歳を過ぎるとなくなることは多い傾向にあります。

子犬の甘噛みが治らない!やめさせる方法とは?

子犬の甘噛みが治らない!やめさせる方法とは?

そもそも子犬が『甘噛み』をするのは当然だということですね。

そのため『噛むという行為』をやめさせるのは無理です。

トラまりも
トラまりも
子犬にコミュニケーションをするな!と言っているようなものだからだよ。

ただ、「なんで噛んでいるのか?」を理解して、対策することは可能です。

「なんで噛んでいるのか?」は大きく分けて、

  1. かまってほしくて、遊んでほしくて噛んでくる
  2. 怖かったり、いやだったり、恐怖や不快で噛んでくる

のどちらかです。

①かまってほしくて、遊んでほしくて噛んでくる場合の対処法

具体的な対策は5つあります。

おもちゃやガムなど『噛んでいいもの』を噛んでいるときに、ほめてあげる

「なんだかよく分からないけど、おもちゃで遊んでると、ほめてもらえる!」

と覚えると、おもちゃで遊ぶことに夢中になります。

トラまりも
トラまりも
噛んでいいものを、ただ置いておいても意味ないよ。ひとりじゃ絶対遊ばないからね。投げたり、引っ張ったりして飽きないように付き合ってあげてね。

手を噛ませることはしない

噛むことをやめさせるのは無理なので、

噛む対象を人の手や足などでなく、おもちゃやガムなどにしましょう。

遊びながら噛めるタイプのおもちゃはおすすめです。


そして、おもちゃを噛んでいるときには、ほめておやつをあげるようにしましょう。

手や足を噛んできたときは、無視して背を向ける

噛んでくるときは、基本的に無視しましょう。

「やめて!」とか「こら!」とかの言葉で怒ると、「かまってもらっている!」と勘違いする子も多くいます。

トラまりも
トラまりも
スリッパとかズボンとかね、みんな絶対噛むの!そんなときは『無視』ねっ!

噛む状況を作らない

子供さんがいるような家庭では、例え甘噛みだったとしても、ケガをしたり恐怖に感じたりすることはよくあります。

でも、何度も言うように、子犬が甘噛みをするのは絶対なので、

『噛む状況を作らない』ようにして対応するようにしましょう。

具体的には、

  • 子犬が興奮しているときには触らせない
  • 子供さんが寝てから、別部屋でたくさん遊んであげる
  • 子供さんを抱っこしているときだけ、自由にさせてあげる
  • 親の目の届く範囲で、サークルから出す

などをするといいです。

トラまりも
トラまりも
大きくなれば噛まなくなるから、今だけの辛抱だよ!

疲れ果てさせる

子犬は疲れ果てると、噛んだり吠えたりせず寝ます。

暇だから、遊んでほしくて手や足、またスリッパや靴下を噛んだりするのです。

なので、疲れ果てさせるというのも大いにアリです。

トラまりも
トラまりも
散歩中やごはん中、寝ているときは噛まないよね?噛む暇を与えない!っていうのもいいよ。

疲れ果てさせるためにも、

  • いろんな犬や人に会わせる
  • 車やバイクの音、救急車や飛行機の音などを聞かせてあげる
  • 車や電車を見せる、乗せる
  • 公園に連れて行ってあげる
  • ドックカフェに連れて行ってあげる
  • パピー教室に連れて行く
  • おもちゃを投げたり、引っ張ったりして思いっきり遊んであげる
  • 人を招いてみる
  • 餌を一度にあげるのではなく、ごほうびとして少量ずつあげる
  • コングなどの知育玩具(あたまを使うおもちゃ)を与えてみる
  • 掃除機やチャイムの音など、ありとあらゆる生活音を聞かせる

などいろいろ方法があります。

子犬のうちから、毎日のように動物病院で預かっていたり遊びに来ている子は、様々な音や人、動物と出会い、いろんな刺激があるので、おうちに帰るとバタンキューだそうです。

そして、大人になっても、精神的に安定している子が多いです。

「忙しくてそんなのできない!」という人もいらっしゃるかもしれませんが、

週に5日、ほとんどケージに入れられ、たまの休みも遊んでもらえなかったら、子犬もストレスが溜まるのは当然ですよね。

嫌だったり、恐怖で噛んでくる場合の対処法

ブラッシングをしたり、抱っこしたり、なでられたりすると噛んでくる子もいます。

その場合は、それらの行為に慣らす必要があります。

一気に慣らそうとせず、おやつを使いほめながら、慣らしていきます。

そして、噛んでくる前に、その行為をやめるようにすることが重要です。

ブラッシングができるようになる方法はこちらをご参照ください。▼

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子犬の甘噛みが治らないときに行うNGな方法

子犬の甘噛みが治らないときに行うNGな方法

子犬が甘噛みをしてきたとき、

  • 口(マズル)を押える
  • 大きな声で怒る
  • こぶしを口の中に入れる
  • 倒して押さえつける

などの行為は絶対NGです!

そもそも、甘噛みはコミュニケーションの一つです。

それを強制的にやめさせられたり、怒られたりしたら、おくびょうになってしまったり、余計に噛んでくる(威嚇してくる)子になってしまいます。

トラまりも
トラまりも
人の子供でも、「遊んでー♪」って寄って行ったら、めちゃくちゃ怒られたり、押さえつけられたりしたら、いい教育とはいえないですよね。

『噛んできたらゲージに入れる』という方法でのしつけもよくあります。

でも、あまりおすすめしません。

なぜなら、出したらすぐ噛んでくる(←遊んでと言ってるだけですよ!)場合は、またすぐゲージに舞い戻る…ことになるので、子犬も訳わからなくなるし、ストレスにもなるからです。

いろんな方法を試しても治らないときは?

いろんな方法を試しても治らないときは?

そもそも『なんで噛んでいるのか?』を理解していない場合が多いです。

遊んでほしくて噛んでいるときは、飽きるくらいたくさん遊んであげましょう。

怒って噛んでいるときは、怒る前にその作業をやめ、おやつを使ってほめてあげましょう。

それでもうまくいかないときは、ドックトレーナーや獣医師に頼ってみるのも方法の一つです。

【まとめ】子犬の甘噛みが治らない!治し方・対策教えます!【いつまで続く?】

甘噛みは、子犬の成長過程で必ずあるものです。

そのため、甘噛みの対策をしたい場合には、『噛んでくる理由』を理解してあげる必要があります。

イライラせず、怒ったりせず、「そのうち終わるものだ!」と思って、楽しく付き合ってあげましょう。

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トラまりも
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