犬のしつけ

【子犬のトイレのしつけ方】トイレトレーニングは4つのポイントを押さえて完璧!

【子犬のトイレのしつけ方】トイレトレーニングは4つのポイントを押さえて完璧!

子犬が家に来たら、まず最初にすることは『トイレトレーニング』です。

トイレを覚えてくれないと、家中いろんなところでしてしまい、お互いストレスになってしまうからです。

この記事では、子犬がトイレをすぐに覚えてくれるよう、子犬のトイレのしつけ方を分かりやすく解説いたします。

トラまりも
トラまりも
家に来たら、お手でもおすわりでもなく、まずトイレトレーニングからはじめよう!

子犬のトイレのしつけ方4つのポイント

ゴールデンレトリバーの子犬

まずそもそも子犬は、トイレをトイレと認識していないということを忘れずに接してあげましょう。

トラまりも
トラまりも
しつけがされていない子犬は、『トイレで排せつすること=いいこと』という認識がないからね。

では具体的にどうやってしつけていくのかを見ていきましょう。

ポイント①トイレは常に見える場所に置くこと

トイレを常に見える場所に置いておけば、何よりもまず管理がしやすいです。

以下で説明しますが、「トイレをしそうだな…」と思ったときに、すぐにトイレに誘導できます。

またトイレを成功したときにすぐに発見でき、ほめてあげられます。

そもそも犬は、ひとりになるDNAを持っていない動物と言われています。トイレが見えない場所にあると、不安で怖くてトイレに行こうとしません。

ポイント②生活リズムをある程度毎日同じにする

散歩の時間やごはんの時間などを、ある程度毎日同じにしてみましょう。

人も、ごはんの時間がまちまちだと、おなかがすいてイライラしたり、寝るに寝れなかったり…と、不安になってしまいますよね。

犬も一緒ですので、生活リズムを整えることで、トイレのペースもある程度毎日同じになってきます。

トラまりも
トラまりも
『食後にする』『寝起きにする』などトイレのタイミングが分かれば、重点的に見ていられるので、トイレに誘導することが楽になるよ!

ポイント③トイレににおいを付けておく

トイレシートに、においを付けておくというのも大事です。

子犬はトイレをトイレと認識していないので、トイレににおいがあることで、「ここがトイレなんだ!」と分かるようになってくれます。

逆に、トイレが汚れているとしなくなってしまう子もいるので注意しましょう。

ポイント④かけごえを決めてトイレに誘導

最初のころは大変だと思われますが、

トイレをしそうな雰囲気(においをかいでいる、くるくる回っているなど)を感じたら、

「しーしー」や「ワンツーワンツー」などのかけごえ(コマンド)を言いながら、

  • おやつを使ってトイレに誘導したり、
  • 抱っこしてトイレに入れる

ことで覚えてくれます。

そのうち、かけごえを聞くと「トイレをすればいいんだ!」って覚えるようになります。

トイレが成功したらおやつをあげて、たくさんほめてあげましょう。

子犬のトイレのしつけ【適齢期は、生後50~90日齢】

子犬のトイレのしつけ【適齢期は、生後50~90日齢】

子犬にしつけをする時期は意外と早くて、生後50~90日齢くらいの社会化期に行うとよいとされています。

この時期に行うと、簡単・効率的・効果的で、そして楽しく! 行うことができます。

また、生後90日齢までに、

  • いろんな人や犬に出会い、
  • いろんなことを体験させ、
  • いろんな乗り物を見せたり、乗せたり…

することで、心がおだやかで柔軟な犬に育つ可能性が高まります。

トラまりも
トラまりも
でも、あまり一気に慣らそうとはしないでね。徐々に慣らしていくことが大事だよ。

生後1年以上経っていると、しつけをすることがそもそも難しくなってきます。

人が犬に合わせて、負になる状況を作らないという方法で、付き合っていくようになります。

そのため、おうちに迎えたら、なるべく早めにしつけをするようにしましょう。

トラまりも
トラまりも
1歳以上になっててもしつけができないわけではないよ。方法が子犬の時とは異なるんだ。

成功したらほめる!これが子犬のしつけでは一番大切です!

ほめられて抱っこされる犬

明るく・楽しく・大げさに・そして、惜しみなく!』しつけるのがポイントです。

  • できたらほめる
  • おやつをあげる
  • 遊んであげる

子犬に『成功するといいことがある!』と覚えさせましょう。

犬は、ごほうびを量ではなく回数として認識しています。

一回にたくさんのおやつをあげても、意味はありません。

ほんとにちょっとを、何かができる度にあげるようにしましょう。

トラまりも
トラまりも
例えば、一通りブラッシングしてから、おやつをあげるのではなく、右前足のブラッシングが終わったらおやつ、左前足のブラッシングが終わったらおやつ、というようにあげるといいよ。

また、家族みんなが同じように犬に接することも大事です。

お母さんは、トイレをするとおやつをくれるのに、お父さんはくれないというのはダメですよ。

子犬のトイレのしつけ~トイレトレーニングのよくある疑問

子犬のトイレのしつけ~トイレトレーニングのよくある疑問

子犬のトイレのしつけについてのよくある疑問にお答えしています。

子犬がトイレを失敗したら怒っていいの?

子犬がトイレを失敗してしまっても、怒ってはいけません。

これは絶対です。

子犬にしつけをする中で、絶対やってはいけないこととして、

  • 怒る
  • 暴力をふるう
  • 嫌がることを続ける
  • 無視する(これは場合によっては可)

などです。

トラまりも
トラまりも
信頼関係を作るのはすごく大事だけど、従順させてはいけないよ。

子犬がトイレを失敗してしまったら、しれっと片づけるのが最もいい方法です。

「こらーっ」とか「ダメだよー」とか言いながら片づけると、「かまってもらっている!」と勘違いして、より粗相をするというのはよくあります。

留守番中に子犬がトイレを失敗していたら?

これもまた、怒ってはいけません。

時間が経っていると、『なんで怒られたのか?』が分からないからです。

よく昔は、首根っこをつかんで、おしっこの上に鼻を近づけて、

「ダメでしょ!(怒)」

と怒るといい、なんてのもありましたけど、絶対にだめです!!

留守中にトイレを違うところでしてしまう子は、ひとりがとても不安だからです。

嫌がらせでしているのではありません。

留守番の間は、サークルに入れてあげると安心できる子が多いです。

子犬が、トイレを覚えていたのに、急にできなくなったけど…

「トイレをちゃんとしてくれていたのに、あるときから急にできなくなりました…」

というのもよくあります。

これの多くは、『まだしっかり覚えていなかった』ということがほとんどです。

例えば、ケージの中だと成功するのに、外に出すと失敗するパターンはよくあります。

これはトイレを覚えているわけではなく、寝床(ベッド)ではない場所で排せつするとそこがたまたまトイレだったというだけなのです。

 

また、犬はわざわざ戻ってトイレに行くという習慣はないために、一度外で排せつすると楽というのを覚えると、そのままトイレ以外でしてしまいます。

あらためて、トイレトレーニングをするようにしましょう。

【まとめ】子犬のトイレのしつけ方~トイレトレーニングは4つのポイントを押さえて完璧!

子犬を迎えたら、まずはトイレトレーニングをしましょう。

トイレをしそうなタイミングで、おやつを使って(もしくは抱き上げて)トイレに誘導し、

「しーしー」や「ワンツーワンツー」などのコマンドを使ってしつけていきましょう。

うまくできたらおやつを使ってほめる!

絶対叱らない!

という方法で、根気強行えば、みんなしっかり覚えてくれます。

トラまりも
トラまりも
あせらず、長い目で見て、しつけていけば大丈夫!

どうしても無理な場合は、獣医さんやドックトレーナーさんに相談してみましょう。

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