「猫の爪を切っていたら、血が出てしまいました」
「爪がどこかに引っかかって、取れて血が出てしまった…」
「猫が爪とぎをした後に血が出ています…」
など「猫の爪から血が出てしまう」ときはよくあります。
先日、以下のツイートをしました。▼
犬猫の爪切りをして「血が出てしまう」ことはよくあります。
ポタポタと大量に出るのでびっくりしますが、タオルやティッシュなどで5分程度押さえて「圧迫止血」すれば大体止まります😊
それでも止まらなければ小麦粉や片栗粉などを塗りつけると止まる。
自分でなめて、気づいたら止まってる事も多い🥰— トラまりも@まりも動物病院 (@toramarimo_blog) April 12, 2021
犬猫の爪切りをして「血が出てしまう」ことはよくあります。
ポタポタと大量に出るのでびっくりしますが、タオルやティッシュなどで5分程度押さえて「圧迫止血」すれば大体止まります。
それでも止まらなければ小麦粉や片栗粉などを塗りつけると止まる。
自分でなめて、気づいたら止まってる事も多い。
この記事では、「自宅で簡単に」猫の爪からの出血を止める方法をご紹介いたします。
3分くらいで読み終わるので、どうしよう…慌ててしまう前に読んみてください!
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目次
猫の爪から血が出た!止める方法は「圧迫止血」
犬の爪を自宅で切ってあげる機会は多いと思います。
ただ、少し深く切ってしまうと、
じわーとにじむように血が出てきた!と思ったら、ぽたぽたと結構多めに血が出てくるときがあります。
猫の爪から血が出てしまったら、まずは抱っこしてあげて、ティッシュやコットン・タオルなどで、圧迫止血(血が出ている部分を抑えて止める方法)を5~10分くらいしてみましょう。
大体の場合がこれで止まります。
そんなときは、クイックストップや小麦粉が便利です。
止まらなければ「クイックストップ」や小麦粉・片栗粉
それでも止まらなければ、クイックストップ▼を持っていると便利です。
動物病院等でも使用している止血剤で、爪から血が出てしまったとき専用の止血剤です。
ほんのちょっと(つまようじの先端くらい)を指にとって、出血してしまった爪の血をティッシュなどでしっかり押さえてから、クイックストップを塗りつけます(ささーと付けるというより、押し付けるかんじ)。
粉がかさぶたのように固まって、血を止めてくれます。
それでも止まらない場合は、ケージに入れる
それでも止まらなければ、あまり歩かせないように、ケージに入れて様子を見てあげましょう。
乾燥して血が固まって止まってくれます。
気にしてなめてしまう子も多いとは思いますが、それによって固まることもあるので大丈夫です。
動物病院やトリミング店でも、爪を切っているときに血が出てしまうことはあります。
そのため、トリミングから帰ってきて、爪から血が出ていた時には、同じようにして止めてあげてください。
血を出したくない!猫の爪を深く切らないためには?
猫は爪が透明なので、中の血管が見えやすくて、犬に比べると切りやすいです。
ただ、暴れることがあるので、完璧に切ろうとせず、ササっと行う(イメージ的には1分以内)のがポイントです。
猫の爪は爪とぎをしていれば伸びない
猫の爪は、爪とぎをしていれば基本的には伸びません。
猫の爪は何層にもなっている構造で、爪とぎをすることで古い層の爪を剥がして新しい尖った爪にすることができます。
そのため、猫の爪は一定の長さまでしか伸びないので、爪とぎをしている場合は爪切りをする必要がありません。
ただし、ものに引っかかって爪が取れてしまったり、人がケガをしてしまったりすることもあるので、なるべくなら1か月に1回は切ってあげるようにしましょう。
また、狼爪(ろうそう)という親指にあたる爪は地面に付かず、研ぐことができないので、切ってあげましょう。
【まとめ】猫の爪から血が出たときの止血3ステップ
猫の爪から血が出たら、
- 5~10分ほどティッシュなどで圧迫止血をする
- 止まらなければ、クイックストップや小麦粉などを使用する
- それでも止まらなければ、ケージなどに入れて安静にする
ようにして対処しましょう!