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愛犬・愛猫が抜けた歯を飲んで・食べてしまったけど大丈夫?食べたときの対処法を解説!

愛犬・愛猫が抜けた歯を飲みこんでしまったけど大丈夫?食べた時の対処法を解説!

「歯がぐらついていて、飲んでしまいました…」

「歯が抜けて、血が出ているようです…」

「歯が抜けたのですが、動物病院に行った方がいいですか?」

愛犬や愛猫の歯が抜けてしまい、飲んでしまったら、尖っているし大丈夫かな?と不安になってしまいますよね。

トラまりも
トラまりも
探しても見つからないし、飲んじゃってたらどうしよう…って心配になっちゃうよね。

抜けた歯を食べてしまったときについて、先日以下のツイートをしました。▼

抜けた歯を飲んだ場合、通常は数日中に便として出てくるので大丈夫です。
特に乳歯の場合はほとんど飲んでいるはずです。
犬は乳歯28本、猫は26本あり、コンプリートする方が難しいです。
ただ、永久歯の場合は、抜けてしまった原因があるので、動物病院でその部分のチェックをする必要があります😀

愛犬・愛猫の歯が抜けて飲んでしまったときや出血しているときに、どうすればいいのか知りたい飼い主様は、ぜひ読んでみてください。

犬や猫が抜けた歯を飲み込んだときの対処法

犬や猫が抜けた歯を飲み込んだときの対処法

犬や猫が歯を飲み込んでしまった場合、乳歯の場合と永久歯の場合で対応が異なります。

それぞれ分けて解説していきますね。

乳歯の場合

ズバリ、乳歯なら何もしない!です。

飲んでしまった場合には、便から出てくるので、特に何もせず様子をみてあげるといいです。

犬猫の乳歯は、生後3~7か月頃には全て生え変わり、この時期には飲み込んだり、床に落ちていることが多いです。

トラまりも
トラまりも
犬の乳歯は28本、猫では26本。床に落ちていても、掃除機で吸ってしまったり、ほとんどは飲み込んでしまっているんだよ。

まれに、むせてしまったり、吐きそうな感じを示す子がいますが、そういったことがないかはチェックしましょう。

永久歯の場合

大人の歯の場合にも、あわてて動物病院にいくシーンはほぼないですが、『抜けた理由』を見つけるために動物病院には行った方がいいです。

特に、中高齢以降で歯が抜けてしまった場合には、歯周病であることが多いです。

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犬の場合には、おもちゃを引っ張り合ったり、他の犬とけんかして抜けたり、折れてしまうこともあります。

猫の場合には『破歯細胞性吸収病巣』といって、歯を溶かす細胞が活性化して、歯が溶けて抜けてしまうこともあります。

この場合も折れてしまうことがあり、症状に応じて抜歯をするようになります。

トラまりも
トラまりも
折れちゃった場合には、そこから細菌が入っちゃうから、必ず動物病院での処置が必要だよ!

また、飲み込んだ後にむせてしまったり、吐きそうな感じがしたりすることもあるので、その場合には主治医の先生にご確認をください。

抜けた部分の歯ぐきから血が出ている場合は?

抜けた部分の歯ぐきから血が出ている場合は?

基本的には、歯からの出血はすぐに止まります。

トラまりも
トラまりも
人でも、口の中を切ったときなどにはすぐ止まるよね。

そのため、ぽたぽたダラダラずーっと出ているようでなければ、基本的には大丈夫です。

食事はいつも通りでいいと思いますが、気になる方はウェットフードなど柔らかいものにしてあげるといいですね。

ただし、歯が折れていたり、抜けた部分と関係なく出血している場合には受診が必要です。

【まとめ】愛犬・愛猫が抜けた歯を飲みこんでしまったけど大丈夫?食べたときの対処法を解説!

犬や猫が、抜けた歯を食べてしまった場合には、基本的には便から出てくるので問題ありません。

ただし、永久歯が抜けてしまった場合には、抜けてしまった原因をみつけるために、動物病院を受診した方がいいです。

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【参考資料】

  • 渡邊一弘,犬と猫の臨床歯科,interzoo,2015,p14