「うちの猫は動物病院に行くと暴れるんです…」
「連れて行きたいけど捕まらないんです…」
「うまく動物病院に連れて行ける方法はないかな?」
など、猫を動物病院に連れて行くときに暴れてしまって、連れて行くのがおっくう…という飼い主様は多くいらっしゃいます。
先日、以下のツイートをしました。▼
猫はパニックになる動物なので、病院に連れて行くのに苦労しますよね…
子猫のときのクレートトレーニングが大事ですが、大人になってからでも部屋にクレートを置き、普段から慣らすことが重要です😊
洗濯ネットに入れたり、上が開くクレートで連れてきてもらうと興奮する子でも扱いが楽になります。— トラまりも@まりも動物病院 (@toramarimo_blog) May 20, 2021
猫はパニックになる動物なので、病院に連れて行くのに苦労しますよね…
子猫のときのクレートトレーニングが大事ですが、大人になってからでも部屋にクレートを置き、普段から慣らすことが重要です。
洗濯ネットに入れたり、上が開くクレートで連れてきてもらうと興奮する子でも扱いが楽になります。
■本記事の内容
- 猫が動物病院を嫌いな理由
- クレートに慣れさせる方法
- 上手に連れて行く方法
愛猫が動物病院に上手に行ける方法を知りたい飼い主様は、ぜひ読んでみてください。
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目次
猫が動物病院で暴れてしまうことはよくある
猫が動物病院で暴れることはよくあります。
猫は犬と違い、自分の住んでいる場所(家猫の場合は自分の家)以外では、不安に感じてしまうという性質があります。
なので、動物病院に行くとパニックになってしまい、噛んだり失禁してしまったりということは多いです。
ただ、爪切りや予防接種、病気などで動物病院に行かなければいけないタイミングというのも多くあります。
毎回暴れてしまうと、飼い主様も動物病院に行くのが憂鬱になってしまいますよね。
そんなときの解決策をお伝えいたします。
猫が動物病院に行くのを嫌がらなくなる方法【ストレスフリー】
ずばり、子猫のうちからの慣れ(クレートトレーニング)が非常に重要です。
なので、子猫のうちから「クレート=安心な場所」として覚えさせるようにしましょう。
子猫のクレートトレーニングの方法は、こちらの記事を参考にしてください。▼
大人の猫ならどうすればいいの?
ならば大人の猫なら無理なのかってところですが、子猫に比べるとやや難しいですが、大丈夫です。
ただ、大人の猫でもケージに慣らすためには訓練が必要です。
具体的には子猫の時のクレートトレーニングと同じで、
「慌てずじっくり慣らす」
ことが重要です。
ただ、猫は狭いところで丸まる性格なので、ケージに慣れればいつでも安心してそこでくつろいでくれます。
ビルバック社の猫のキャリーケーストレーニングが分かりやすいのでご参照ください。
猫に好かれる方法【待合室で安心させる】
メンタリストDaiGoさんのYouTubeでは、毎回論文に沿って解説をしていくのですが、今回の動画では、
「猫に好かれるためにはゆっくり瞬きをする」
という研究結果についての解説でした。
なかなか面白い研究結果でしたが、最後にオチもありました…
日常的もしくは、動物病院の待合室などで顔を見てあげ、ゆっくり瞬きをしてあげると猫も落ち着いてくれるのかもしれませんね。
YouTubeの中で「猫はこうして地球を征服した」という本を紹介していたのですが、改めて読んでみると猫の進化について「すごいな~」と感心してしまいました。
どうしても嫌がる場合はカラーor洗濯ネットに入れて行く
でも実際は、うまくキャリーになじめない猫もいます。
ケージに入って連れてきて、扉を開けると…大暴れ!!
となった時には、獣医さんや飼い主様が怪我をしてしまう可能性もあります。
なので、暴れたことがある場合や、暴れそうだな…と思うときは、自宅で、
- エリザベスカラーをして行く
- 洗濯ネットに入れて行く
といったことをするとスムーズに診察をすることが可能です。
往診の獣医さんに頼むということもいいと思いますが、積極的な治療はやはり動物病院にはかなわないな…と思う部分もあります。
なので、ぜひともケージに慣れるように特訓してみてください!
また、上が開くタイプのクレートに入れて連れてきてもらうのも助かります。
前方の扉しか開かないと、猫もクレートの奥にくっつき恐怖を覚え、また人も手を入れて無理やり引きずり出さないといけないので、怪我をしてしまう可能性もあります。
【まとめ】猫は動物病院がストレス!?暴れないようにする方法と通院の仕方
動物病院が嫌いにならないようにするためには、子猫のときからのクレートトレーニングが極めて重要です。
おやつを使いながら、「ケージは安心できる場所」として覚えさせるようにしましょう。
パニックになってしまう場合は、自宅でエリザベスカラーをつけて行ったり洗濯ネットに入れて連れて行くようにするとスムーズに診察を受けることが可能です。
今日から早速クレート(ケージ)トレーニングをしてみましょう!