犬や猫から人間ににうつる病気と診断されたら、
「消毒とかどうすればいいのだろう…?」
「多頭飼いなのだけど、別室にすべきかな…?」
などと不安になってしまいますよね。
この記事では、
- 愛犬や愛猫から人間にうつる病気15種類
- それぞれの具体的な解決策
を解説し、どういった点に気をつけて生活をすればよいのか(家庭での対処法)をお伝えしたします。
大切な家族が「人間にうつる病気」と診断されてしまい不安だな…と思う飼い主様は是非読んでみてください。
目次
犬や猫から人間にうつる病気15選【治療法・対処法も解説!】
犬や猫などの動物と人間との間でうつり合う病気を、
「人獣共通感染症(ズーノーシス)」といいます。
人間にうつることがあるため、愛犬・愛猫がズーノーシスにかかってしまったときは、治療と同時に自宅での対策が重要となってきます。
注意しなければならない犬猫を介したズーノーシスには以下の15つがあります。
- 皮膚糸状菌症
- 回虫症(トキソカラ症)
- パスツレラ症
- レプトスピラ症
- 狂犬病
- トキソプラズマ症
- ブルセラ症
- 猫ひっかき病(バルトネラ症)
- マンソン裂頭条虫感染症
- フィラリア症
- 仮性結核
- カンピロバクター症
- エキノコックス症
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- 破傷風
では、以下で15種類を分けてそれぞれ解説いたしますね。
①皮膚糸状菌
皮膚糸状菌は、毛のケラチンに住み着く真菌(カビ)の一種です。
主に子猫・子犬や老猫・老犬、病気の子など抵抗力が弱い場合に感染して発症します。
皮膚糸状菌による皮膚症状は、かさぶたを伴う脱毛がみられることが多いです。
- 頭部
- 足まわり
などに主に発生しますが、腹部や背部に生じる事もあります。
皮膚糸状菌がくっついたペットの毛を介して人間にうつり、皮膚炎(赤みや痒み)を生じます。
人間の場合は、「リングワーム」という皮膚に赤い円形の皮膚炎が起きることが特徴です。
抗真菌薬の塗り薬や飲み薬によって治療を行います。
皮膚糸状菌について詳しく書いた記事もあるので、こちらを参考にしてください。▼
②回虫症(トキソカラ症)
犬回虫や猫回虫、犬小回虫といった寄生虫による下痢や嘔吐などの消化器症状を示す「回虫症」はよく見られる病気です。
- 犬→犬回虫or犬小回虫が感染する
- 猫→猫回虫or犬小回虫が感染する
人間への感染は非常に稀ではありますが、回虫症に感染した犬猫の便を介して感染します。
回虫が人間に感染すると、腸の中で孵化して幼虫となります。
その幼虫は腸壁をするっと通過して血流に乗り、様々な臓器に移動します。
そのため、
- 発熱
- 咳
- 肝障害
- 視力障害
- てんかん様発作
などいろいろな症状を引き起こす可能性があります。
感染動物と過ごす際は排便の処理を徹底し、きれいに手を洗って対策しましょう。
回虫症について詳しく書いた記事もあるので、参考にしてください。▼
③パスツレラ症
パスツレラ症は、パスツレラ(Pasteurella multocida)という細菌による感染症です。
人間が犬や猫に噛まれたり、引っ掻かれたりすることで感染します。
飼い犬に舐められて発症したこともあるようです。▼
参考:飼育犬に舐められて発症したPasteurella multocidaによる敗血症の1例
犬や猫はその多くがパスツレラをもともと持っていますが、ほとんどの個体が症状を示しません(不顕性感染といいます)。
人間が噛まれる、引っ掻かれることで、
- 傷口が化膿する
- 息苦しいなど呼吸器症状
- 場合によっては髄膜炎、敗血症(菌が脳や全身に回ってしまう)
などの症状を示します。
ペニシリンなどの抗生物質の投与で治療を行います。
また、ペットに傷を舐められないようにすることも大切です。
④レプトスピラ症
レプトスピラ症はレプトスピラ(Leptospira interrogans)という細菌による感染症です。
愛犬がレプトスピラに感染した犬の尿を舐めてしまったり、触ってしまうとうつってしまうことがあります。
その愛犬に舐められたりして人間にうつります。
発症すると、
- 黄疸(粘膜が黄色くなる)
- 発熱
- 貧血
- 元気や食欲がなくなる
- 急性腎不全
などの症状を示します。
ペニシリンなどの抗生物質で治療します。
レプトスピラは熱や乾燥、各種消毒薬には弱いために、一般的な消毒法で消毒可能です。
愛犬のレプトスピラ症を予防するためにはワクチンの接種が極めて有用です(型が多いために、すべてに対応できない場合もあります)。
⑤狂犬病
日本においては、犬を飼育する際に「狂犬病予防接種」を受ける義務があります。
そのため、犬を飼っていれば絶対聞いたことがある病名だと思います。
狂犬病は、狂犬病ウイルス(Rhabdoviridae Lyssavirus)というウイルスによる感染症です。
なぜ狂犬病ワクチン接種が義務なのかというと、
狂犬病は、世界中でたくさんの死者を出す恐ろしい感染症だからです。
感染した犬に噛まれることで人間に感染し、発症すると100%死亡します。
犬以外にも、猫やコウモリ、アライグマなど、狂犬病はすべての哺乳類に感染し、媒介動物は国によって異なります。▼
参考:厚生労働省 世界各地の狂犬病媒介動物
ただし、発症する前に適切な処置を受けることで発症を抑えることが可能です。
ただ、安心してください!
2021年5月現在、狂犬病は日本にはない病気です!
なので、日本国内で犬に噛まれて狂犬病になる確率は0%です。
(※1957年以降、日本での発生事例はありませんが、輸入感染事例としては2020年にフィリピンから帰国した日本人が発症したというのがあります。参考:厚生労働省)
⑥トキソプラズマ症
猫を飼っている人が妊娠したら、トキソプラズマ症ではないかを検査しましょう!っていうのは聞いたことがあるかもしれません。
トキソプラズマ症は、トキソプラズマ(Toxoplasma goudii)という寄生虫による感染症です。
猫の場合、感染しても無症状であることが多いですが、子猫や病気で弱っている子の場合には発症することがあります。
症状として、
- リンパ節の炎症
- 脳炎
- 肺炎
- ブドウ膜炎などの眼疾患
- 下痢や嘔吐
- 妊婦さんは胎盤感染による死産・異常産
など様々な症状がみられます。
これは、トキソプラズマが様々な臓器に感染することができるためで、感染した部位によって様々な症状を呈します。
トキソプラズマに感染した猫の糞が、誤って人間の口に入ると感染します。
そのため、猫の糞の処理は毎日きちんと行うようにしましょう。
また、妊娠が分かったら、愛猫の抗体検査(血液検査)をすることでトキソプラズマ症なのかを確認することができます。
⑦ブルセラ症
ブルセラ症は別名、マルタ熱や地中海熱とも呼ばれ、犬流産菌(Brucella canis)という細菌による感染症です。
家庭犬での犬流産菌の感染率は1~数%程度と低レベルなので、問題となるのはブリーダーなどの繁殖施設に限定されます。
ひとたび施設内に入ってしまうと、感染が全体に広がり繁殖障害が多発します。
ブルセラ症では、「波状熱」という発熱と平熱を波のように繰り返す症状が見られます。
犬の繁殖施設などで働く場合には気をつけなければいけない感染症です(ただし、犬流産菌の人間に対する感受性は低いです)。
感染した動物からの唾液や尿、血液、精液などから感染します。
⑧猫ひっかき病(バルトネラ症)
猫引っ掻き病は、バルトネラ(Bartonella henselae)という猫の赤血球に寄生する細菌による感染症です。
感染した猫に引っかかれることで人間に感染します。
主に抵抗力の弱い子供が発症し、
- リンパ節が腫れる
- 水ぶくれ
- 化膿、膿疱
- だるい
- 食欲不振
などの症状を示します。
抗生物質の投与で治療を行います。
猫ひっかき病は、ノミやマダニを介して猫に感染するので、ノミダニ予防をすることが大切です。
また、主に子猫が持っている細菌なので(成猫は自身の抗体によって菌を倒せる)、子猫との接し方に注意し、引っかかれないようにしましょう。
⑨マンソン裂頭条虫感染症
マンソン裂頭条虫…なんだか怖い名前ですよね。
マンソン裂頭条虫とは、カエルやヘビが持っている寄生虫で、それらを猫(または犬)が捕まえて食べることで感染します。
なので、池や田んぼが少ない都会ではあまり見ない病気ですが、地方ではよく見かける病気の一つです。
マンソン裂頭条虫は腸に住み着く寄生虫なので、
- 下痢や嘔吐
- 食欲不振
- 体重減少
などがみられることがあります。
プラジクワンテルという薬によって治療をします。
マンソン裂頭条虫はズーノーシスですが、猫から人間、犬から人間に感染することはなく、人間もカエルやヘビを食べたり、汚染された水を飲むことで感染します。
⑩フィラリア症
フィラリア症は犬を飼っているならほぼ聞いたことがある病気だと思います。
人間へは犬からうつるわけではなく、フィラリアを持っている蚊に刺されることでうつります。
人間にうつった場合は、無症状の場合が多いですが、まれに咳や呼吸困難などがみられることがあります。
犬のフィラリア予防を徹底することが、人間の感染予防につながります。
フィラリア症について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。▼
⑪仮性結核
仮性結核は、仮性結核菌(Yersinia pseudotuberculosis)という細菌による感染症です。
仮性結核菌は、犬や猫の糞や菌で汚染された食品から人間へと感染します。
犬や猫ではそのほとんどが症状を示さない(不顕性感染)一方で、人間では下痢や嘔吐などの消化器症状や発熱・発疹などを示します。
生水を飲まないこと、感染の恐れのある犬や猫と接した後はよく手を洗う事で対策します。
⑫カンピロバクター症
カンピロバクター症は、カンピロバクタージェジュニ(Campylobacter jejuni)という細菌による感染症です。
人の食中毒の主な原因菌です。
また、犬や猫の腸管にもまれにいる細菌で、成犬・成猫では感染しても無症状ですが、抵抗力が弱い子犬や子猫の場合には発症することがあります。
下痢や嘔吐などの消化器症状がメインです。
下痢をしている動物の便と接することで感染することもあるので、十分に手を洗うようにして対策しましょう。
⑬エキノコックス症
北海道に住んでいる人なら一度は聞いたことがあるかもしれない病名です。
キタキツネが持っていることが有名ですが、犬でも持っている場合があります。
エキノコックス属(Echinococcus spp.)の寄生虫の一、多包条虫(Echinococcus multilocularis)が原因の感染症です。
エキノコックスに感染した犬の糞中に含まれる虫卵を直接、もしくは汚染された水分や食料を介して人間の口の中に入ってしまうと感染します。
犬においては無症状もしくは軽い消化器症状(下痢や嘔吐など)の経過をたどることが多いですが、人間に感染すると主に肝臓に寄生して深刻な肝機能障害を引き起こします。
ただ、仮に感染してしまったとしても潜伏期間が非常に長く10~20年程度あると言われているので、すぐに発見することは難しいかもしれません。
犬の場合、治療法はプラジクアンテルという駆虫薬を投与することで行います。
人間の場合は、手術によって病巣を取り除くことになります。▼
エキノコックス症の治療方法としては薬物治療もありますが、現在のところ、根治するためには、手術で切除するしかありません。
エキノコックス症はなによりも早期に発見し、早期に治療を行うことが大切で、そのことにより完全に治すことができます。
(参考:北海道立衛生研究所)
エキノコックス症の予防法としては、
- 生水を飲まない
- 井戸水や沢水は加熱してから飲む
- キツネや野犬に触れない
などがあり、それと同時に手指を良く洗うことも極めて重要です。
確実な対策法は加熱処理(60度10分の加熱で死滅)です。
また感染のあった犬に対しては確実に隔離・駆虫を行い、駆虫後も体毛に付着した虫卵が残らないよう愛犬のシャンプーを行うことが重要です。
⑭重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
マダニによる感染症として、数年前に話題になっていた病気です。
SFTSはファイヤンシャン・バンヤンウイルス(Huaiyangvirus banyangvirus)という2018年に命名された新しいウイルスによる感染症です。
マダニを介して猫(まれに犬)から人間に感染することがあります。
症状として、
- 急激な発熱
- 食欲低下
- 活動性の低下
- 黄疸(粘膜が黄色くなる)
- 出血傾向
- 神経症状
などが見られ、猫の場合は症例の多くが重篤化します。
また、血液や体液、排泄物にウイルスが出されるため、人間への感染のリスクは高くなります。
そのため、飼い主様や動物病院スタッフへ感染しないように感染防御や隔離することが非常に重要です。
SFTSには特異的な治療薬がないため、輸液や二次感染予防の抗生剤などの対症療法が治療の中心となります。
0.1%次亜塩素酸ナトリウム溶液を用いて、確実に消毒することが重要です。
⑮破傷風
有名な病気ですよね。
土にいる細菌なので、怪我をしたら破傷風にかかるかも…と心配される方は多いです。
破傷風は、破傷風菌(Clostridium tetani)が作る毒素が原因で、
- 四肢の硬直
- 顔面の筋肉がひきつる
- 後弓反張(のけぞる姿勢)
- 眼球陥没
- 口をあけることができない
- 水や食事を飲むことができない
といった症状が生じます。
犬や猫においては、人間に比べると、破傷風に対する感受性が低いため、発症した場合での症状が比較的軽度もしくは局所的であることが多いです。
人間への感染は、怪我をした手で汚染された土を触った場合や、汚れた土を食べた犬や猫に噛まれた場合にもうつることがあります。
ただし、日本人は子供の頃に破傷風のワクチンを打っているので、たとえ噛まれたとしても発症する可能性は低いです。▼
1968年に破傷風に対する予防接種が導入されて以降、日本における症例は激減していますが、2017年現在もなお感染症法に基づき毎年100例近くの報告例があります。
発症した方の多くは予防接種を受けていない45歳以上の成人であり、小児は非常にまれです。
新生児破傷風は1995 年の報告を最後に、それ以降報告されていません。
2011年3月に起きた東日本大震災時でも、10例ほどの破傷風症例が報告されており、保健衛生的なインパクトは今もなお重大です。
(参考:メディカルノート)
高齢者や免疫が低い人については発症する可能性があるので注意が必要です。
犬や猫と人間のインフルエンザは型が違う【うつらない!】
人間のインフルエンザは犬や猫には感染しないですし、犬や猫のインフルエンザも人間には感染しません!
ただし、鳥のインフルエンザが人間にうつったケースは以前にありましたよね。
ちなみに、犬のワクチンには、パラインフルエンザウイルス(パラミクソウイルス科)というのが入っていますが、インフルエンザウイルス(オルトミクソウイルス科)とは全く異なるウイルスです。
日本国内では、今のところ犬のインフルエンザの発生報告はありません。
新型コロナウイルス感染症は人間から犬や猫にうつる可能性あり!
今話題の新型コロナウイルス感染症は、人間から犬や猫にうつる可能性がある病気です。
日本においても、感染した飼い主に飼われていた犬2匹がPCR検査で陽性となったというのもありました。
犬や猫に新型コロナウイルスがうつったとしても、大きな症状は示さないという報告もあり(猫では消化器症状や呼吸器症状が出る場合がある)、死亡例も今のところはないです。
まずは、
飼い主様が新型コロナウイルス感染症にかからないこと!
が一番大事です。
引き続き自粛を心がけ、手洗いうがいをしっかり行うようにしましょう。
ちょっと怖い話ですが…、
イギリスでは新型コロナウイルスの変異株に感染する事例が出ていたり、デンマークにおいては毛皮用のミンクから変異した新型コロナウイルスが見つかり、人に感染するといったケースもありました。
新型コロナウイルス感染症について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。▼
犬や猫に噛まれたからと言って取り乱さないで!まずは流水で洗う!
犬や猫に噛まれたり引っ掻かれたら、狂犬病になっちゃう…死んじゃう…と慌てて取り乱す方がいます。
その前に、まずは流水(水道水を出しっぱなしにして)で5分以上しっかり洗ってください!!!
その後、人間の医療機関に連絡をして、どのように対応すべきか指示をあおってください。
だけど、普通に仕事をしています。
野良猫や野良犬に噛まれた場合でない限り、しっかり洗えば腫れる程度で収まることが多いです。
ただ、傷が深い場合には、必ず医療機関に確認するようにしてくださいね。
うつらなようにするために【家庭での対処法】
愛犬や愛猫が感染症になってしまったら、まずは感染源となるもの(皮膚糸状菌なら毛、回虫症なら便)の処理をしっかり行うようにしましょう。
また、過度のスキンシップは避け、動物に接したらきれいに手を洗うようにしましょう。
消毒法に関しては、感染源それぞれによって異なりますが、一般的には何を使うかよりどうきれいにするかの方が大切です。
つまり、
- 排便・排尿をしたらその都度片づけて、手を良く洗う
- トイレ回りはきれいに洗って、しっかり乾燥させる
- アルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒をする
- 動物と触れ合った後はきちんと手を洗う
- 動物に口移しで食べ物を与えない
- 部屋の掃除は徹底して行う
- 多頭飼いの場合は感染動物を隔離する
などを行うといいでしょう。
ちなみにトラまりもの動物病院では、
- ケージについてはしっかり水洗いや水拭きをした後、アルコールで消毒(しっかり揮発させる!)、そのあと希釈した次亜塩素酸ナトリウムで掃除
- 食器については、希釈した次亜塩素酸ナトリウムに漬け置き
して対応しています。
【まとめ】犬や猫から人間にうつる病気15選
犬や猫から人間にうつる可能性のある病気には、
- 皮膚糸状菌症
- 回虫症(トキソカラ症)
- パスツレラ症
- レプトスピラ症
- 狂犬病
- トキソプラズマ症
- ブルセラ症
- 猫ひっかき病(バルトネラ症)
- マンソン裂頭条虫感染症
- フィラリア症
- 仮性結核
- カンピロバクター症
- エキノコックス症
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- 破傷風
などがあり、また新型コロナウイルス感染症も注意すべき感染症です。
この記事で紹介した病気以外にも、疥癬やQ熱など犬や猫が関わるズーノーシスはいくつかあります。
より詳しい情報は、環境省の「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」をご参照ください。
また今後、今までは人間と動物間ではうつらないといわれていた感染症がうつるようになったり、新しい感染症が見つかる可能性もあります。
感染しても発症しないケースや症状が軽い場合もあるかもしれません。
日頃から、犬や猫と触れ合った後にはきちんと手を洗うこと、また部屋の清掃を丁寧に行うことはズーノーシスを防ぐうえで非常に重要です。
早速今日から生活スタイルを再チェックしてみましょう!