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【ペットとの災害体験談②】東京で台風19号にあった【愛犬との避難所での生活】

災害時、愛犬と一緒に過ごす上で大変だったこと

「ペットとの防災って何をすればいいのだろう…?」

「準備しなきゃと思うけど、なかなか用意ができない…」

などと、ペットとの防災を考えてはいるけど、具体的に何をすればいいのか分からない…という飼い主様は多いです。

トラまりも
トラまりも
そのときにならないと、なかなか動きだせないよね…

この記事では、実際に災害にあわれた、りんご様とラテくんの貴重な体験談を紹介しています。

実際に体験したからこそわかる、生の声をお伝えいたします。

まだ、ペットとの被災について考えたことのない方は、是非読んでみてくださいね。

東京で台風19号の災害にあった

東京で台風19号の災害にあった

災害当時、私は東京で一人暮らしをしながら、犬を一匹飼っていました。

2019年の10月に台風19号が直撃し、近くの多摩川は決壊寸前、道路も雨水であふれていました。

窓ガラスが割れるほど強い風が吹き、関東では大きな被害がありました。

トラまりも
トラまりも
いつもは穏やかな表情の多摩川が、とんでもなく氾濫していて、すごく怖かったよね…

自宅近くに大きな多摩川があったことや、大雨と暴風の中、愛犬を連れての避難は大変になると予想し、隣の市が避難勧告を出したタイミングで避難することに決めました。

住んでいた市には、まだ避難勧告が出ていない段階でした。

災害時、愛犬と一緒に過ごす上で大変だったこと

災害時、愛犬と一緒に過ごす上で大変だったこと

その当時車を持っていなかったので、私と愛犬の荷物、そして愛犬をキャリーバッグに入れて、それら全てを1人で持ちながら避難場所に歩いて向かうことがとても大変でした。

さらに、避難するときには強い雨風がもう吹き荒れていました。

そのため、傘を指すこともままならず、服や靴はビショビショでとても歩きづらかったのを覚えています。

避難場所では1日ほど過ごしました。

ペットはロビーまでで部屋には入れなかったため、ほとんどをロビーに置いてある椅子の上で過ごしました。

そのため、休まることはできませんでした。

災害時、何があればよかったのか

災害時、何があればよかったのか

災害を経験し、あればよかった!と思ったものは「大きめのキャリーバッグ」です。

避難場所では、他のペットやペット連れでない人もいたため、愛犬を自由に放すことはできませんでした。

そのため、ほとんどキャリーバッグの中に入っていました。

私が使っていたのは「移動用」として購入したもので、自由に身動きが取れるほどの大きさではなく、その中で長時間過ごすことは愛犬にとってストレスになったと思います。

長時間の避難になることも想定し、キャリーバッグを選ぶべきだと思いました。

トラまりも
トラまりも
最近では、広がり大きくなるタイプのキャリーも売られているよね。

再度の災害にそなえていること【愛犬との防災】

ペットオーナーのみなさまへ~日頃からの備えが重要!

災害以降、ペットを連れての避難を想定し、大きめのキャリーバッグを購入したり、環境の変化で食欲が変わる愛犬のために、食いつきのいいウェットフードを購入するようにしています。

普段からいつでも避難できるように、避難時に必要な物リストを作成し、すぐに準備できるようペットの日用品を近くにまとめて置くようにしています。

あとは、もし長期の避難になったときのために、愛犬を預かってもえそうな動物病院や施設をリストアップしています。

トラまりも
トラまりも
動物病院やペット預かり施設、親戚の電話番号などは、スマホだけでなく紙にも記載して持っているといいよ!

ペットオーナーのみなさまへ~日頃からの備えが重要!

ペットオーナーのみなさまへ~日頃からの備えが重要!

私のような一人暮らしでペットを飼っている方には、より災害時の避難についてよく考えていただきたいなと思います。

急な避難の準備は必要なものとそうでないものの判断が難しいため、事前に必要最低限なものを決めておくことが大切です。

また、飼い主さんの心の余裕がなくなるとペットは不安になってしまいます。

焦ってしまうのは仕方ないですが、せめて避難準備は普段から万全にし、ペットを守れるよう早めの行動をしていただきたいと思います。

トラまりも
トラまりも
りんご様、ラテくん、貴重な体験談をありがとうございました!日頃からの備えが重要だということが、よく分かりました!

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